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お笑い界をリードする千鳥「クセがすごい」はなぜウケたのか

(時事通信フォト)

お笑い界のカリスマに(時事通信フォト)

“第七世代”が台頭するなか、今後のお笑い界を牽引する人物とは──。その最有力候補として名前が挙がっているのが、ノブと大悟のお笑いコンビ・千鳥である。

 ニュースサイト『サイゾーウーマン』が11月2日から8日にかけて実施した「今後のお笑い界をリードしていきそうな芸人」に関する世論調査アンケートでは、千鳥が見事に第1位を獲得した。好感度ナンバーワンで知られるサンドウィッチマンや、“第七世代”として人気のEXITらを抑えての結果である。千鳥に投票したファンからは「後輩たちがついていく人望やカリスマ性がある」「今この二人を超える面白さを持った人はいない」といったコメントが寄せられている。

 確かに、近年の千鳥は“飛ぶ鳥を落とす勢い”と言える。冠番組だけ眺めてみても、『テレビ千鳥』(テレビ朝日系)や『華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!』(フジテレビ系)、『いろはに千鳥』(テレビ埼玉)、『千鳥のロコスタ』(GYAO!)など数多い。その他に、彼らがMCを務める『相席食堂』(朝日放送テレビ)や『チャンスの時間』(ABEMA)などのバラエティ番組も人気だ。

 今年に入ってからは、千鳥・ノブが司会を務めるクイズ番組『クイズ!THE違和感』(TBS系)も4月にスタート。さらに10月からは、新たな冠番組『千鳥のクセがスゴいネタGP』(フジテレビ系)も放送が始まっている。

 ところで千鳥といえば、新番組のタイトルにも採用されている「クセがすごい」というフレーズが有名だ。強い違和感があるものごとにツッコむ際に使われるのだが、あらためて考えてみると、どんな意味なのかはよくわからないかもしれない。

 もともとコンビを結成して間もない頃に、ネタ作りをしていたらたまたま生まれたフレーズだったという。大悟がものすごく“音痴”な歌を披露したため、ノブが「クセがすごいわ」とツッコんだのである。

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