兄妹げんかで警察沙汰
ゆう姫と村本が交際を始めたのは、ここ最近のことだが、関係は急速に深まっている。
「すでに、村本さんの生まれ故郷である福井や活動拠点の1つにしている広島県・尾道に一緒に行ったりしていて、親しい仲間には恋人として紹介をしています。ゆう姫さんは以前、好きなタイプについて、《自分中心の人が良い。自分中心の人って哲学的》と語っていました。村本さんのこともそう捉えているのでしょうね。でも確かに、ゆう姫さんの方が惚れ込んでいるように感じます」(2人の共通の知人)
ゆう姫の価値観を語るのに、松田家で育った環境を避けては通れない。父・優作さんが亡くなって以降、松田家を引っ張ってきたのは母親で女優・写真家の美由紀(59才)だったが、その子育てぶりは規格外だったようだ。
「もうね、美由紀さんは本当にパワフル。子供たちに全力でぶつかっていく育児でしたね。全力で褒めるし全力で怒る。その“全力さ”が普通じゃないの。覚えているのは翔太が荒れていた時期のこと。翔太ともよくぶつかっていたけど、翔太に理不尽な態度をとる学校の教師にも怒鳴り込みに行っていた。そんな親を見たことないから、翔太の同級生からも“姉御”みたいな感じで好かれていました」(松田家を知る関係者)
美由紀は雑誌のインタビューでも、こう語る。
《うちの家庭はね、本当にすごく仲がいい。これだけは私の誇りです。(中略) 私の人生で一番自信があることといったら、やっぱり子育てですかね》(『婦人公論』2003年12月7日号)
その甲斐あってか、3人はとても仲よく育ったが、その仲のよさも“全力”で、翔太とゆう姫の口論が大げんかに発展し、警察沙汰になったことも過去にはあった。あまりに激しく感情をぶつけ合う松田家に新たに加わるには、それなりのエネルギーが必要だ。
「母親の誕生日は子供3人がプロデュースして盛大なパーティーを開くこともあります。龍平さんの現在の交際相手であるモデルのモーガン茉愛羅さん(23才)は、龍平さんが誕生日を過ごす相手として、自分ではなく弟の翔太さんや元妻と娘を選んだことに号泣したこともあります。それくらい、あの一家にとっては家族がいちばん大事なんです」(芸能関係者)
炎上芸人とはいえ、その強く結ばれた一家の間に、入り込むのは難しそうにも見える。