小室圭氏と眞子内親王(時事通信フォト)
姉妹の「共闘宣言」
しかし、注目された会見で秋篠宮皇嗣が話したのは、「2人に結婚の意思があるのなら、親として尊重する」という内容。公の場で結婚を容認したことになり、概ね眞子内親王の決意に折れた印象だったという。
「眞子さまがニューヨーク留学中の小室さんとビデオ電話で毎日のようにコミュニケーションを取られる一方、結婚に反対しているご両親とは疎遠になり、うまくコミュニケーションが取れない日々が続いていた。それほど眞子さまの意思は固かったようです。
9月、紀子さまもご自身の誕生日の文書で〈長女の気持ちをできる限り尊重したい〉と記されました。小室さん問題以前の仲睦まじい親子関係を取り戻すために、苦渋の選択だったのかもしれません」(宮内庁関係者)
距離ができてしまった秋篠宮家の親子関係を取り持ち、眞子内親王を“援護”したのが妹の佳子内親王だったという。
昨年3月のICU(国際基督教大学)卒業にあたっての文書では、〈結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています〉と述べた。
当時、このコメントは強い批判に晒されたが、佳子内親王にとってはそれすら覚悟した上でのことだったようだ。
「佳子さまは文書を出す前から、常に眞子さまの結婚を応援し続けていた。あの文書は“最後まで自分は味方です”という強い意思表示だと感じました。その後もいつも眞子さまに寄り添い、時に皇嗣殿下、紀子さまとの橋渡し役になっています」(同前)