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2020.11.27 19:00  女性セブン

医師の夫が不倫 8000万円+月30万円養育費をもぎとった妻

慰謝料を取りつつ離婚する方法は(写真/Getty Images)

慰謝料を取りつつ離婚する方法は(写真/Getty Images)

 夫が不倫をすれば、妻が激怒をするのは当たり前。専業主婦の田中優子さん(仮名・34才)は、不倫夫から8000万円の慰謝料をもぎとったという。彼女はどうやって、夫と対峙したのだろうか。

 外科医の夫に4才の息子。住んでいるのは夫の両親が当時1億円で購入したマンション。優子さんの絵に描いたような幸せが壊れたのは夫の浮気が原因だった。

 優子さんは相手の女性に500万円の慰謝料を請求し、300万円で和解した。要求よりは低くなったものの、この金額は相場よりも高い。これで一件落着と思いきや、そのお金の出所は、なんと夫だった。この案件を担当した兵庫県西宮市のフェリーチェ法律事務所の弁護士・後藤千絵さんが言う。

「支払いを渋っていた浮気相手がポンとお金を振り込んだことに不信感を抱き、ご主人のネット証券のログイン履歴を調べてみると、証券の一部が売却され、300万円が夫の口座に移されていたそうです。つまりご主人と優子さんの共有財産から300万円が支出され、優子さんに戻ってきただけだったのです」

 当初は再構築するつもりだった優子さんは一転、なるべく多くの慰謝料を引き出し、離婚することを決意した。

「調停の結果、優子さんは資産価値8000万円相当の自宅マンションに加え、毎月30万円の養育費をもらって離婚が成立しました。これから新しい生活を始めるにあたって入り用になるのだから、できるだけ多くもらっておいて損はありません。充分な知識のもと、しっかり交渉すれば予想以上の金額を手に入れられることも多いのです」(後藤さん)

高級ワインも共有財産になる

 そもそも、離婚時に受け取ることができるお金にはどんな種類があるのか。東京・豊島区のへいわ総合法律事務所の篠田恵里香さんが解説する。

「離婚といえば『慰謝料』のイメージが強いですが、相手に請求できるお金はほかにもある。代表的なのは夫婦が共同で築いてきた財産を分ける『財産分与』、未成年の子供に対する『養育費』、厚生年金を2人で分ける『年金分割』の3つです」(篠田さん・以下同)

 これらの金額は、基本的には規定があるわけではなく、時と場合によって大きく変動する。例えば慰謝料の場合は、不倫やDVといった配偶者の行動によって、どの程度苦痛を受けたかによって決まる。

「ひとつの判断材料になるのは婚姻年数です。結婚1か月の不倫で別れるケースと、30年後の不倫では、長年寄り添ってきた方が苦痛は大きいと考えられます。ほかにも不貞行為の回数や、期間などが総合的に考慮され、一般的に100万~300万円に落ち着くことが多いといえます」

 今回本誌・女性セブンが離婚を経験した女性200人に実施したアンケートにおいても、100万~200万円の慰謝料を得たとの回答が最も多かった。

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