国内

眞子さまの結婚問題 辛酸なめ子氏「女子校出身の影響」指摘

ご結婚の行方はまだ不透明だ(写真/JMPA)

ご結婚の行方はまだ不透明だ(写真/JMPA)

 秋篠宮皇嗣が誕生日の会見で、長女である眞子内親王の結婚を容認する考えを示した。婚約内定から3年以上が経ち、ようやく決着に向けて動き出した格好だ。眞子内親王は、学習院女子という中高一貫校からICU(国際基督教大学)に進学し、そこで小室圭さんと出会った。交際、婚約内定、そして小室さん母の金銭トラブル発覚を経ての結婚という一連の経緯に、眞子内親王が「女子校出身」であることが影響しているのではないかと指摘するのが、コラムニスト・漫画家の辛酸なめ子氏だ。自身も女子学院という名門女子校出身で、『女子校礼賛』(中公新書)を上梓したばかりの辛酸氏が、ご結婚問題を女子校という観点から分析する。

 * * *
 女子校のいいところは、中高の6年間を通じて男子の目を気にせず個性や強さ、友情などを育めることだと思うのですが、一方で弊害もあり、それはなんといっても6年間男子との交流がないことです。

 女子校では中学以来、普通の男性を好きになる機会がなかなかなく、ジャニーズや二次元の現実離れしたイケメンにハマる人が多い傾向があると考えています。一方、共学出身者の話を聞いて驚いたのが、クラスにジャニーズ好きがあまりいなかったと言うんです。学校に男子がいるんだからクラスや先輩の男子と近づくことが現実にあるからです。イケメン不足の6年間を過ごす女子校出身とは全然感覚が違うなと思いました。

 女子校出身者の場合、そういう中高生活を送るため、大学に入ると分かりやすくイケメンっぽい男性に惹かれる人が多いように思えます。小室さんが本当にイケメンかどうかは別として、「海の王子」と呼ばれていたくらいですから、輝いていたのは間違いありません。しかも、恐らく周りが眞子さまには気を使って距離を置くなか、フランクに話しかけてくれる小室さんは、眞子さまにとって魅力的に映ったのではないでしょうか。女子校出身者の場合、ちょっとでも男子に優しくされると「この人、私のこと好きかも」と思って前のめりになる傾向がありますが、小室さんはそうしたちょっとした優しさを見せるのがうまそうですし。

関連記事

トピックス

大谷翔平がこだわる回転効率とは何か(時事通信フォト)
《メジャー自己最速164キロ記録》大谷翔平が重視する“回転効率”とは何か? 今永昇太や佐々木朗希とも違う“打ちにくい球”の正体 肩やヒジへの負担を懸念する声も
週刊ポスト
竹内朋香さん(27)と伊藤凛さん(26)は、ものの数分間のうちに刺殺されたとされている(飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
「ギャー!!と悲鳴が…」「血のついた黒い服の切れ端がたくさん…」常連客の山下市郎容疑者が“ククリナイフ”で深夜のバーを襲撃《浜松市ガールズバー店員刺殺》
NEWSポストセブン
和久井学被告と、当時25歳だった元キャバクラ店経営者の女性・Aさん
【新宿タワマン殺人・初公判】「オフ会でBBQ、2人でお台場デートにも…」和久井学被告の弁護人が主張した25歳被害女性の「振る舞い」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(Instagramより)
《愛するネコは無事発見》遠野なぎこが明かしていた「冷房嫌い」 夏でもヒートテックで「眠っている間に脱水症状」も 【遺体の身元確認中】
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
「佳子さまは大学院で学位取得」とブラジル大手通信社が“学歴デマ報道”  宮内庁は「全報道への対応は困難。訂正は求めていません」と回答
NEWSポストセブン
米田
「元祖二刀流」の米田哲也氏が大谷翔平の打撃を「乗っているよな」と評す 缶チューハイ万引き逮捕後初告白で「巨人に移籍していれば投手本塁打数は歴代1位だった」と語る
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
50歳で「アンパンマン」を描き始めたやなせたかし氏(時事通信フォト)
《巨大なアンパンマン経済圏》累計市場規模は約6.6兆円…! スパイダーマンやバットマンより稼ぎ出す背景に「ミュージアム」の存在
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン