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故・階戸瑠李さんの思い出「人を包み込む母性があった」

階戸瑠李さんの思い出を、写真家の笠井爾示さんが振り返る

階戸瑠李さんの思い出を、写真家の笠井爾示さんが振り返る

 芸能界からの訃報が相次いだ2020年。大きな衝撃を与えたのが、階戸瑠李さん逝去のニュースだ。階戸さんはOLを経て、2013年からグラビアアイドルに。2020年は、ドラマ『半沢直樹』(TBS系)でやる気のない社員役を好演したが、持病のてんかんによる発作で8月28日に逝去した(享年31)。階戸さんの思い出を、写真家の笠井爾示さんが語る。

 * * *
 亡くなってから2か月半後、僕の撮った階戸さんの写真展を開きました。ひっきりなしに来場者が訪れ、涙をこぼす方もいました。亡くなる3週間前に会った時も、今後の女優活動について話していましたし、突然すぎて今もまだ実感が湧きません。

 階戸さんは上智大学出身で頭が良いのに決してインテリぶらないし、人を包み込むような母性があった。撮影中、疑問に思ったことは素直に言葉にして、決して妥協しない。だから、信頼できました。

※週刊ポスト2020年12月25日号

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