結婚行事は3年前に延期に(撮影/JMPA)
秋篠宮家長女の眞子さまと小室圭さんのご結婚は、3年前の結婚行事の延期以来、先の見えない状況が続いてきた。だが、眞子さまが文書にて《私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択》と発表され、秋篠宮さまも結婚を認められた通り、いずれ籍を入れられることは既定路線になりつつある。
「宮内庁はいままで“女性皇族の結婚はプライベートなこと”として、踏み込んだ関与をしてきませんでした。秋篠宮さまも、小室さんの母・佳代さんの金銭問題は“他家の問題”としてこられた。
しかし今回、西村長官はあえて会見で小室さん側の説明責任に触れました。これだけの国民の関心事ならば、いくら『小室さん側を責める意図はない』『誰かに苦言を呈したというニュアンスのものではない』と付言しても、どれだけ大きな波紋を呼ぶかは予想できたはず。しかも、西村長官は小室さんの代理人をわざわざ宮内庁に呼んで会談の場を持ったことまで明らかにしました」(宮内庁関係者)
そうした宮内庁トップの発言は、小室さん側への“最後通牒”のように報じられることもあったが、「それは違う」と宮内庁関係者が続ける。
「その発言の意図は、あくまで眞子さまが女性皇族としての通常のプロセスを経て結婚ができるよう、環境整備に努めたいというものでしょう。秋篠宮さまが結婚を認められた以上、宮内庁は積極的にサポートしていく、ということに過ぎません。
つまり、これまでは“小室家の個人的なトラブル”として沈黙していたものに、皇室全体が公然と関与していくと“宣言”したことにほかなりません」