ライフ

高橋真麻が振り返るコロナ禍での出産 「不安より喜び大きかった」

はテレビ電話を使って伝えていたという

産後はテレビ電話を使って伝えていたという(写真/オフィシャルblog『マーサ!マーサ!タカハシマーサ!」より)

 2020年4月に第1子を出産したフリーアナウンサーの高橋真麻さん(39才)。コロナ禍での出産の裏側では、どんな思いを抱いていたのだろうか──。

「新型コロナウイルスが感染拡大する前の予定では、夫の立ち会い出産で、母もその場に付き添うことになっていたんです。産後は病院内にあるレストランで家族や友人たちと食事をしてお祝いでも……というイメージを描いていました」(真麻さん・以下同)

 高橋真麻さんが第1子(女児)を出産したのは2020年4月末。コロナ禍で最初の緊急事態宣言が発出されたのが4月7日(東京都・大阪府・福岡県など7都府県が対象)、その措置は同16日に全国に拡大されたので、まさに禍中での出産となった。

「政府の特別措置法に基づき、緊急事態宣言が成立したのが3月のこと。この時点で、妊婦健診時に夫の診察室への入室が禁止されてしまいました。毎月、超音波で赤ちゃんの成長を見るのを楽しみにしていましたが、それもできず。希望していた立ち会い出産もできなくなりました。面会も夫のみに限られ、それも出産後1時間だけという状況になってしまったので、お産から退院まではひとりで過ごすことになりました」

執着せずに諦める

「最初に担当の医師から立ち会いや面会ができないと聞いたときは、『えっ!?』と絶句。ショックはありました。でも、家に帰った頃には『しょうがないや』って諦めがつきましたね。

 私、物事に執着しないことを心がけているんです。理想を描きすぎると、それがズレたときに自分が傷ついたり嫌な気持ちになってしまうので、期待せずに現実を柔軟に受け止める。そんなふうに気持ちの切り替えをして、とにかく無事に子供を産むことだけを考えるようにしました」

 物事に執着しない考え方は、社会人になってから身についた癖のようなもの。局アナ時代に構築されていったという。

関連キーワード

関連記事

トピックス

永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《坂口健太郎との熱愛過去》25歳の永野芽郁が男性の共演者を“お兄ちゃん”と呼んできたリアルな事情
NEWSポストセブン
ウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(23)がナイフで切りつけられて亡くなった(Instagramより)
《監視カメラが捉えた残忍な犯行》「刺された後、手で顔を覆い倒れた」戦火から逃れたウクライナ女性(23)米・無差別刺殺事件、トランプ大統領は「死刑以外の選択肢はない」
NEWSポストセブン
国民に笑いを届け続けた稀代のコント師・志村けんさん(共同通信)
《恋人との密会や空き巣被害も》「売物件」となった志村けんさんの3億円豪邸…高級時計や指輪、トロフィーは無造作に置かれていたのに「金庫にあった大切なモノ」
NEWSポストセブン
国民に「リトル・マリウス」と呼ばれ親しまれてきたマリウス・ボルグ・ホイビー氏(NTB/共同通信イメージズ)
ノルウェー王室の人気者「リトル・マリウス」がレイプ4件を含む32件の罪で衝撃の起訴「壁に刺さったナイフ」「複数の女性の性的画像」
NEWSポストセブン
愛子さまが佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”とは(時事通信フォト)
《淡いピンクがイメージカラー》「オシャレになった」「洗練されていく」と評判の愛子さま、佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”
NEWSポストセブン
年下の新恋人ができたという女優の遠野なぎこ
《部屋のカーテンはそのまま》女優・遠野なぎこさん急死から2カ月、生前愛用していた携帯電話に連絡すると…「ポストに届き続ける郵便物」自宅マンションの現在
NEWSポストセブン
背中にびっしりとタトゥーが施された犬が中国で物議に(FB,REDより)
《犬の背中にびっしりと龍のタトゥー》中国で“タトゥー犬”が大炎上、飼い主は「麻酔なしで彫った」「こいつは痛みを感じないんだよ」と豪語
NEWSポストセブン
(インスタグラムより)
《“1日で100人と寝る”チャレンジで物議》イギリス人インフルエンサー女性(24)の両親が現地メディアで涙の激白「育て方を間違ったんじゃないか」
NEWSポストセブン
藤澤五月さん(時事通信フォト)
《五輪出場消滅したロコ・ソラーレの今後》藤澤五月は「次のことをゆっくり考える」ライフステージが変化…メンバーに突きつけられた4年後への高いハードル
NEWSポストセブン
石橋貴明、現在の様子
《白髪姿の石橋貴明》「元気で、笑っていてくれさえすれば…」沈黙する元妻・鈴木保奈美がSNSに記していた“家族への本心”と“背負う繋がり”
NEWSポストセブン
ドバイのアパートにて違法薬物所持の疑いで逮捕されたイギリス出身のミア・オブライエン容疑者(23)(寄付サイト『GoFundMe』より)
「性器に電気を流された」「監房に7人、レイプは日常茶飯事」ドバイ“地獄の刑務所”に収監されたイギリス人女性容疑者(23)の過酷な環境《アラビア語の裁判で終身刑》
NEWSポストセブン
Aさんの乳首や指を切断したなどとして逮捕、起訴された
「痛がるのを見るのが好き」恋人の指を切断した被告女性(23)の猟奇的素顔…検察が明かしたスマホ禁止、通帳没収の“心理的支配”
NEWSポストセブン