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高畑充希、新ドラマで挑む“ポンコツ・ドクター”役に期待

(時事通信フォト)

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 1月21日に放送開始の木曜ドラマ『にじいろカルテ』(テレビ朝日系、毎週木曜夜9時〜)で主演を務める女優・高畑充希(29)。2021年も年初から注目を集めそうな高畑の役どころ、その演技の魅力などについて、ドラマの脚本家、プロデューサーらに話を聞いた。

 高校時代の2007年に女優としての活動を開始して以降、これまで数多くの映画やテレビドラマに出演してきた高畑充希。2016年にはNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』で主役に抜擢されたほか、映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』でも映画初主演を果たし、同年ORICON STYLEが発表した「2016年ブレイク女優ランキング」では第1位を獲得した。

 人気だけではない。2016年度の第41回エランドール賞では、『とと姉ちゃん』『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』のほか映画『怒り』やドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)での演技も評価され新人賞を獲得。さらに日本アカデミー賞や日本映画批評家大賞など、複数の映画賞でも新人賞を受賞している。

 人気と演技力を兼ね備えた彼女は、圧倒的な歌唱力も持ち合わせていることで知られる。これまで2枚のアルバムをリリースしているほか、歌手の星野源の冠番組『おげんさんといっしょ』(NHK総合)で披露した生歌が「上手すぎる」と話題になったこともある。

 そもそも彼女は歌がデビューのきっかけとなったようだ。芸能事情に精通するカメラマンでライターの名鹿祥史氏はこう語る。

「高畑さんは2005年、ホリプロ創業45周年を記念したミュージカル『山口百恵トリビュートミュージカル プレイバックpart2〜屋上の天使』の出演オーディションを勝ち抜いてデビューを果たし、その後、ホリプロを代表する実力派の女優へと成長しました。

 身長は158センチと小柄で、同世代の主役級の女優に対して容姿が抜きんでているということではありませんが、コツコツとキャリアを積み、演技力、歌唱力、愛嬌の良さなど、自分の中にある“女優としての武器”を最大限に生かして今の地位を築いていった印象があります。

 2018年の暮れに高畑さんが大泉洋さんと共演した映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』のヒット祈願イベントでは、大泉さんが高畑さんについて“嘘のない演技をする”“(自分が)納得しない芝居はしない”とその女優力を絶賛していたのが印象的でした。共演者にとっても刺激的であり、信頼を寄せられるタイプなのだと思います」(名鹿氏)

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