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2021.01.23 07:00  NEWSポストセブン

「難関校離れ」進む首都圏中学受験 直前の出願状況と併願校探しの肝

午後入試が狙い目、食事はどこで摂るのか

 コロナの感染は飲食時がいちばん心配ということで、今年は自校の午前入試・午後入試を通して受ける受験生には食事場所を提供するが、それ以外は不可という学校が多い。また、午後も受けるとなると当然その分多くの公共交通機関を利用することになる。

 そうしたことから今年は午後入試の出願が減っている。したがって狙い目となるので受験予定に入れる手はある。先にも述べたが、挑戦校ではなく確実に合格できそうなところを選ぶべきだ。

 また、すべての学校が食事不可というわけではない。大妻多摩のHPを見ると、「大学の施設を利用できるので食事場所は提供可能」となっている。このように、食事も可能な学校がないわけではない。受験候補の学校の対応はどうかHPで確認を。校内で摂れなければあらかじめ食事場所も決めておいたほうがいい(最寄り駅より隣の駅のほうがすいている可能性が大)。

追試を実施する学校としない学校の違い

 まずないだろうが、万が一ということがある。1月末から2月頭にコロナに感染した場合はほぼすべて受験できない。そうした最悪の状況も考え、追試を実施する学校も1、2校は出願しておきたい。多くの学校が追試を行うので、普通に出願すれば追試を行う学校が含まれていると思うが、行わない学校も一定数ある。私が問い合わせた限りでは、

・生徒募集に苦労していない学校
・いわゆるブランド校
・作問に力を入れている学校

 に行わないケースが多かった。受験予定の学校が行うかどうかはHPで一度確認を。受験予定の学校の中に追試を行う学校が1、2校しかなければ、行うところを追加しておきたい。

 以上、今年は例年とは異なる神経の使い方が必要になる。そうかといって心配性になる必要はない。これまでみてきたように、多くの家庭が慎重すぎるといってもいいくらいの受験姿勢であるから、親子してポジティブにチャレンジしたほうが逆にうまくいく可能性がある。最後に付け加えると、

・「偏差値」より「過去問との相性」が大事
・あちこちいろんなところを受けるより、対策を絞って「過去問」に集中
・後半まで親子して粘り続ける
・家じゅうでコロナ感染に気を付ける

 ことをお願いしたい。

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