本田真凛は明治大学で学んでいる(時事通信フォト)

本田真凛は明治大学で学んでいる。写真は2017年(時事通信フォト)

未経験者でもウエルカム! 大学フィギュアスケート部の魅力

 樋口選手と本田選手は、現在、明治大学体育会スケート部フィギュア部門に所属し、部のSNSにもたびたび登場している。この明治大学と法政大学は、一般の観客を入れて行う合同エキシビション「明治×法政ON ICE」を2019年から開催するなど、大学スケートを盛り上げている。

 大学生スケーターたちが所属する大学の「フィギュアスケート部」の意義について、フィギュアスケートに詳しいライターの土田亜希子さんはこう解説する。

「まず前提として、フィギュアスケートのシングルは個人競技であり、有力選手はそれぞれコーチについているため、大学に進学したからといって、選手は必ずしもその大学のフィギュアスケート部に所属するわけではありません。羽生選手のように海外を拠点にしている選手もいますしね。また、部に属したとしても、師事するコーチによってリンクが異なるなど、必ずしも選手全員の練習環境が同じにはならないようなのですが、それでも部に所属することで、競技を続けていく上でのよきライバルや仲間を得られ、一体感を得られることはあると思います」

 フィギュアスケートを現地で観戦したことのある人なら、大学ごとの応援を耳にした経験があるかもしれない。たとえば全日本選手権だと、出場選手の多い大学、最近では明治大学や中京大学の応援が活発だ。熱い声援からは確かに、部活の意義が感じられる。

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