芸能

河合郁人、セクゾ… 話芸で勝負するジャニーズすべらない軍団が台頭

今後も結婚は続くか(写真はジャニーズ事務所)

話芸が評価されているジャニーズメンバーとは?(写真/時事通信社)

 昨今、バラエティー番組に出演し、話芸で視聴者を魅了するジャニーズメンバーが増えている。放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、コロナ禍を笑いに変え、「かっこよくて面白い」を体現するジャニーズの“すべらない軍団”について分析する。

 * * *
 A.B.C-Zの河合郁人クン(33才)が「見ない日はない」ほど売れています。ご本人いわく、「これまでで、もっとも忙しくさせていただいています」。大きなきっかけとなったのは、昨春オンエアされた『ものまねグランプリ 次世代ものまね芸人&歌ものまねNo.1決定戦』(日本テレビ系)での準優勝。河合クンの“ジャニーズものまね”はファンの皆さんの間ではすでに超有名だったものの、芸人さんだらけの番組にジャニーズのタレントさんが出演することは、かなりのハードルを乗り越えなければならなかったかと思います。

 でも、演出の徳永清孝さんがFacebookで明かしたのは、『夜もヒッパレ』(同)のAD時代、稽古のために訪れたリハーサル室で「人懐っこいジャニーズJr.が声をかけてきてくれて仲よくなった」。それが河合クンであり、以来20年近くも親交を続けてきて、ついに徳永さんが演出する番組からオファー。やっと出演が叶い、河合クンも見事に期待に応えたのでした。

 念願のコメンテーター仕事も、ほぼ同時に決まり、『ゴゴスマ』(CBC制作・TBS系)のスタジオに座り、コーナーまで持つ河合クンの姿に、「やっと売れたんだと涙した」とは某スポーツ紙のジャニ担男性記者。さらに、「名前と顔を覚えてもらえるように」と出演時は毎回、メンバーカラーの紫に「郁人」のイニシャル“F”のワッペンを付けるようにとアドバイスをしていたのは制作会社「オフィスぼくら」の本間正幸さんでした。

 約2年、これを100%守り抜いた河合クンが、いまは違う色の衣装で出演できていることが“出世”の証。あのダウンタウン松本人志サン(57才)も、ほかの事務所の人がやったら笑っていいものかどうか迷う“ジャニーズいじり”を「内部から緩和させていってる」「ジャニーズ(事務所)にとってはすごくいいと思う」と河合クンを高く評価されていました。長年応援してきた私にとってもうれしい日々です。

 そういえば河合クンの話芸の高さについては、2014年、『テレ朝SMAPバラエティ部スマシプ!』(テレビ朝日系)にて、ジャニーズJr.が中居正広クン(48才)相手に切々と語ったことが(笑い)。

 その中居クンの話芸は、ファンのみならず芸能人全員が認めていると言っても過言ではありませんよね。『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)をはじめ、出演者が多い番組を仕切るのが本当にお上手。そうかと思えば、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の特別企画『中居&ナイナイの日本一周〇〇の旅』では、芸人の中でもっとも動くと評判のナインティナイン岡村隆史サン(50才)以上に体を張ったり、動いたり、走りまくる姿が印象的でした。中居クン級のタレントさんにあれをやられてしまったら、後輩たちはもっと頑張らねばと思うに決まっていますよね。

 最近ちょっと意外な一面を見せてくれているのは、Sexy Zoneの菊池風磨クン(25才)。ドッキリクリエイターとして出演している『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(同)がきっかけですが、これまではクールなイメージを崩さなかった風磨クンが全裸になったり、泥まみれになったりするので驚かされています。

 というのも、デビュー直後、私が構成に入っていた『超潜入!リアルスコープ』(同)に出てくれていた頃は、風磨クンだけがまったく言葉を発せず、収録が終わってしまうという日も少なくなかったからです。

関連記事

トピックス

解散を発表したTOKIO(HPより)
「城島さん、松岡さんと協力関係は続けていきたいと思います」福島県庁「TOKIO課」担当者が明かした“現状”と届いたエール
NEWSポストセブン
山本アナは2016年にTBSに入局。現在は『報道特集』のメインキャスターを務める(TBSホームページより)
【「報道特集」での発言を直撃取材】TBS山本恵里伽アナが見せた“異変” 記者の間では「神対応の人」と話題
NEWSポストセブン
蝦夷富士という名前もある羊蹄山(イメージ)
《ブローカーが証言》中国人らが日本の不動産取得でもくろむ乱暴な開発計画 「日本の役人は言うだけで実力行使はしないと聞いている」
NEWSポストセブン
寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《ベビー服は男の子のものでは?》眞子さん、夫・小室圭さんと貫く“極秘育児”  母・佳代さんの「ラブコール」も届かず…帰国が実現しない可能性も
NEWSポストセブン
吉沢亮演じる喜久雄と横浜流星演じる俊介が剣幕な表情で向かい合うシーンも…(インスタグラムより)
“憑依型俳優”吉沢亮主演の映画『国宝』が大ヒット、噂される新たな「オファー」とは《乗り越えた泥酔事件》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“半日で1000人以上と関係を持った”美女インフルエンサー(26)がイギリスの公共放送で番組出演「口をすぼめて、吸う」過激ビジュアル
NEWSポストセブン
映画『国宝』で梨園の妻を演じた寺島しのぶ(52)
《無言の再投稿》寺島しのぶ、SNSで2回シェアした「画像」に込められた歌舞伎役者である息子・尾上眞秀への“覚悟”
NEWSポストセブン
元横綱・白鵬の宮城野親方に相撲協会はどう動くか(八角理事長/時事通信フォト)
八角理事長体制の相撲協会に「70歳定年制」導入の動き 年寄名跡は「105」しかないため人件費増にはならない特殊事情 一方で現役力士が協会に残ることが困難になる懸念も
NEWSポストセブン
「池田温泉旅館 たち川」の部屋風呂に「温泉偽装疑惑」。左はHPより(現在は削除済み)、右は従業員提供
「水道水にカップ5杯の重曹を入れてグルグル…」岐阜県・池田温泉「高級旅館」の部屋風呂に“温泉偽装”疑惑 ヌルヌルと評判のお湯の真実は…“夜逃げ”オーナーは直撃に「誰からのリークなの? それ」
NEWSポストセブン
これまでジャズ歌手などとしても活動してきた参政党・さや氏(写真/共同通信社)
参政党・さや氏、歌手時代のトラブル証言 ジャズバーのママが「カチンときて縁を切っちゃいました」、さや氏は「そうした事実はない」…真っ向食い違う言い分
週刊ポスト
もうすぐ双子のママになる。Numero.jpより。
Photos:Mika Ninagawa
中川翔子3年にわたる不妊治療と2度の流産を経験 。 双子の男の子のママになる妊婦姿を披露して話題に
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《女優・趣里の現在》パートナー・三山凌輝のトラブルで「活動セーブ」も…突破口となる“初の父娘共演”映画は来年公開へ
NEWSポストセブン