まるで映画のワンシーン──1月中旬の都内、映画『さんかく窓の外側は夜』公開前夜祭の直前に、ふらっと地下の駐車場に現れたのは俳優の志尊淳(25才)。喫煙所がわりにか、車の助手席に乗ってたばこを一服。リラックスする姿も様になる。さすがは、今を時めく若手イケメン俳優だ。
志尊は昨年、新型コロナウイルス禍の自粛期間中に注目を浴びた俳優の1人でもある。インスタライブで「#志尊の自粛部屋」と銘打ち、連日生配信。色っぽく(?)検温しているシーンや料理姿、ベッドでの添い寝や妄想デートなど、女性ファンが大喜びする姿を数多く披露。一時は、所属事務所にファンから「私と結婚して!」と大量の婚姻届が届くほどの反響だった。
また、インスタグラムには、6年前に主演したスーパー戦隊シリーズ『烈車戦隊トッキュウジャー』の共演者たちとの写真も公開。人気俳優の横浜流星(24才)との再集結が話題を呼んでいた。
あるドラマ制作関係者は「中性的で優しそうな見た目ですが、男気もあるタイプです」と語る。叔父でアニメ『デジモンアドベンチャー』の曲を数々歌ってきたシンガーソングライター宮崎歩(49才)とともに「きぼうのあしおと」という楽曲を制作し歌唱。同曲配信などの収益で、医療従事者支援に1000万円の寄付までした。まさに男気あふれる行動だ。
若手イケメン俳優の登竜門ともいわれる戦隊モノ出身。その中でも志尊の存在感は異質だ。ただ、志尊本人は「自分も含めてこの先どうなるか分からない。だから、少しでも誰かを楽しませることができたらという思いだけだった。歌やグッズ制作も、皆さんとのアイデアで生まれたもの。だから収益は、責任もって寄付するだけでした」と、どこまでもスマートだった。