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新大河の主人公・渋沢栄一 教育、福祉など参加した事業は約600

一橋大学(時事通信フォト)

一橋大学(時事通信フォト)

 2月14日にスタートした2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』は、“日本資本主義の父”と呼ばれる渋沢栄一が主人公だ。渋沢は、江戸末期から明治へと大きく変化する時代に、民間の実業家として多くの企業の設立にかかわった。さらに、の教育事業や医療福祉、公共事業にも多数参加。その数は約600にものぼる。国づくりを経済だけでなく、学びや福祉の面でも支えたのだ。そこで、渋沢が関わった教育や福祉に関する公共事業のなかから、代表的なものを紹介しよう。

経済人育成を推進

国による経済人の育成が必要と考えた初代文部大臣・森有礼の動きに賛同し、一橋大学の前身となる私塾商法講習所を援助した。

女子教育という先見の明

(写真/アフロ)

日本女子大学(写真/アフロ)

数多くの教育事業の中でも特に注力したのが女子教育。日本女子大学の創立委員に名を連ね、第3代校長も務めた。

センター内には銅像が

(写真/アフロ)

渋沢栄一の銅像(写真/アフロ)

1879年、明治維新後に急増したホームレスや孤児を保護するための施設として病院、孤児院、養老院などの機能を持った養育院の初代院長に。現在は東京都健康長寿医療センターとして高齢者医療や老年学研究の拠点に。

皇室との縁も深い日本を代表する病院

(時事通信フォト)

聖路加病院(時事通信フォト)

1874年、宣教医師によって東京・築地に建てられた健康社築地病院が1901年に聖路加病院となり、渋沢が設立にかかわった。

※女性セブン2021年2月18日・25日号

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