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菅ジュニアの総務省幹部接待 焦点は、囲碁将棋ch、ぐるなび、JR

映像制作会社の東北新社(時事通信フォト)

映像制作会社の東北新社(時事通信フォト)

表彰式にサプライズ登場

 東北新社は2005年12月、衛星放送事業子会社の「スター・チャンネル」が総務省からBSデジタル放送の委託事業認定を受け、映像制作会社から脱皮した。このときの総務副大臣が菅である。

 そして東北新社はここから囲碁・将棋チャンネルを始める。前身は「サテライトカルチャージャパン」という会社で、2009年12月に東北新社が買収。連結子会社とした。その直前の2008年に入社したのが、菅正剛なのである。

 で、東北新社がいよいよ囲碁・将棋チャンネルを始めた。番組を始めるにあたり、2010年8月10日、社名変更のお披露目パーティを開いた。民主党政権の原口一博総務大臣が代表挨拶し、そこに与謝野ら囲碁好きの議員に混じって自民党の菅も会場のホテルオークラに駆け付けている。

 そうして2012年2月、総務省が囲碁・将棋チャンネルを衛星基幹放送業務として認定。10月から念願の衛星基幹放送事業者としてスカパー放送を開始し、滝が主催のペア碁大会やネット対局サイト「パンダネット」の講座を放送するようになるのである。

 そして菅は第二次安倍政権が発足すると、2014年10月26日の「第25回国際アマチュア・ペア碁選手権大会」表彰式にサプライズゲストとして登場。官房長官時代の忙しいさなか、プレゼンターとなり、優勝者に内閣総理大臣賞を手渡した。

 加えて東北新社では、この間の2017年1月、悲願の「超高精細度テレビジョン放送に係る衛星基幹放送業務」の認可を高市早苗総務大臣から取得。いわゆる4K、8Kに乗り出した。

 一方、息子の正剛は放送本部編成企画部長やデジタル事業戦略部長を歴任し、2017年9月に設立された東北新社メディアサービスの取締役に昇進する。昨年3月から囲碁・将棋チャンネルの取締役を務めるようになる。

 その正剛による総務省幹部の接待が明るみに出たのである。そのうちの12月14日は、東北新社の衛星放送「スター・チャンネル」の事業認可の更新前日だった。

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