リンチみたいにいろんなところから突かれまくって、ボロボロにされちまう。損することはあっても、得することは何もないんだよな。ずっと言ってることだけど、スマホは現代の「年貢」だし、「手錠」だよ。
みんな四六時中それに縛られてるし、おまけに毎月の通信費まで取られてる。今後いくら菅首相が通信費を下げることができたとしたって知れてるよね。儲かるのは依然、電話会社とネット企業ばかりだ。
こんなもんに依存するより、電源を切ってリアルな世界とちゃんと向き合ったほうがよっぽど建設的だよ。
最近は、女子高校生や大学生だけじゃなく、いい歳した社会人もスマホがないと不安で仕方がないらしい。忘れれば遅刻しそうでも家に取りに帰るし、電池が切れそうになるとウロウロしてコンセントや充電器を探しに走る。電話やメールが確認できなくなるからというけれど、それが一分一秒を争うような話とは思えない。
本当にヤバイ案件なら、会社のデスクにでも出張先にでも連絡はくるはずだ。「必要だから」と言うより、もはや依存症に近いんじゃないかとすら思えてくる。
オイラがジャンジャン仕事をしていた80年代、ケータイなんかなくても世の中とつながっている感覚が持てた。それはオイラが有名人だったから特別なわけじゃなく、当時を生きた人はみんなそうだったはずだ。
それなのに、四六時中世間とつながっていられるはずのツールができたのに、社会を見渡せば孤独死や自殺者であふれている。
スマホやケータイじゃ孤独は解消できない。それは火を見るより明らかだ。