眞子さまは昨年11月、ご結婚に関する「お気持ち」を記された文書を発表された。そこでは、《天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下にご報告を申し上げ》たこと、そして、両陛下が《私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっている》ことが記された。続く12月には宮内庁のトップである西村泰彦長官が小室家側の「説明責任」について言及。その2つのことで、眞子さまのご結婚は、プライベートの範疇を超え、皇室全体の課題となった。
「それだけの問題ですから、陛下には“自分が言及しないわけにはいかない”という思いもおありだったのでしょう。
もともと関係者の間では、 もし言及されるにしても、“意思を尊重したい”“見守っていきたい”といった、眞子さまの文書に応える形で、ある意味、あたりさわりのない発言をされるというのが大方の見方でした。ですが、まさかここまで踏み込んだ発言をされるとは……」(皇室ジャーナリスト)
関係者を驚かせるほど、差し迫った発言をされた陛下。前出の皇室ジャーナリストは次のようにつなげる。
「眞子さまのご結婚を認める『裁可』をされたのは、当時の天皇である上皇陛下です。天皇が認めることで初めて、内親王の婚約内定は成立するものなのです。天皇陛下は裁可をされたご本人ではないとはいえ、“もう一度両親とよく話し合って”と取れる発言をされた。それは、裁可を根本から覆すに等しい、非常に厳しい注文ではないでしょうか」
眞子さまはこの言葉をどのように受け止められたのだろうか。
※女性セブン2021年3月11日号