●岩手・大船渡市(2011年3月15日→2021年2月24日)
2011年3月15日の岩手・大船渡市、JR大船渡線「地ノ森駅」近く (撮影/小倉雄一郎)
2021年2月24日の「地ノ森駅」近く。町の姿を取り戻したようにも見えるが (撮影/小倉雄一郎)
JR大船渡線「地ノ森駅」近く。大船渡港から北に1kmほどの県道230号線沿いは、家や建物、電線などすべてが波に飲み込まれた。ひと通り復旧したように見えるが、少し離れると至るところに更地が広がり、荒涼とした風景が広がる
●岩手・宮古市(2011年4月1日→2021年2月22日)
2011年4月11日、岩手・宮古市の水産加工作業場付近(撮影/片野田斉)
2021年2月22日、岩手・宮古市のかつて水産加工作業場だった場所。現在は防潮堤がそびえる(撮影/片野田斉)
宮古市鍬ヶ崎の水産加工作業場付近。8.9m以上の津波に襲われた鍬ヶ崎は、防潮堤がなかったために平坦部の家屋のほとんどが流失、50人以上の死者を出した。現在は10.4mの高さの防潮堤が建設され、海とともに生きてきた町の様子は様変わりした