芸能

Koki,が中国有名番組に出演 本格的海外進出を支える静香ママの手腕

Koki,

躍進を続けるKoki,

 ブルガリにシャネルのアンバサダー、ファッション誌の表紙を飾り、人気商品のイメージキャラクターを務める。2018年に15才でモデルデビューしたKoki,が、躍進している。その裏で手腕を振るっているのは──。

 オーディション番組の収録中、司会者の男性がひと呼吸おいてゆっくりと話し始める。

「審査員として、今日は特別なゲストを招いています」

 司会者が女性の名を発表すると、オーディション参加者たちは大興奮。立ち上がって手を叩く者、隣の人と抱き合う者、会場は一気に熱を帯びていく。大歓声の中で会場内の大型ビジョンに映し出されたのは、木村拓哉(48才)と工藤静香(50才)の次女・Koki,(18才)だった。

 これは3月3日に配信された、中国の動画配信サービス『WeTV』が提供する番組、『創造営2021』でのひとコマだ。リモート出演したKoki,は、にこやかに「大家好! 我是光希!(皆さんこんにちは! Koki,です!)」と流暢な中国語で挨拶し、続けて日本語で「このたびはこの番組に参加させていただき本当に光栄に思います。皆さんのステージでのパフォーマンスをすごく楽しみにしているので頑張ってください、応援しています」とエールを送った。

「『創造営2021』は、配信からわずか20時間で再生数が6000万回を超えるほどの人気で、いま中国で最も注目されているオーディション番組です。過去、日本の芸能人が審査員として出演したことはありませんでした」(中国メディア関係者)

 オーディション参加者の反応や日本人初という事実から、Koki,の中国での人気ぶりが伝わってくる。その背景には、少なからず木村の存在が影響しているという。

「2011年に北京でライブを行ったこともあるSMAPは、いまでも中国で大人気なんです。特に木村さん人気は根強く、中国版ツイッターのウェイボーのフォロワーは257万人を超えています。昨年6月には、中国で最も影響力のある俳優賞(アジア太平洋部門)を受賞しています」(前出・中国メディア関係者)

 木村の娘ということもあって、2018年にKoki,がモデルとしてデビューすると、中国企業からのオファーが殺到したという。

「デビュー直後から、Koki,さんをイメージガールに起用したいと、多くの中国企業が手を挙げました。それも、通常であれば新人モデルのCM出演料は150万円ほどなのに、Koki,さんに対しては破格の1000万円超えのオファーを出した企業もあったようです」(広告代理店関係者)

 いまや中国の都市部を歩けば、Koki,が微笑んでいる広告を見かけることも珍しくはない。

「かつては『親の七光り』なんていう声も聞こえましたが、いまは消えています。ショーやイベントに呼ばれれば、流暢な英語で受け答えする。2019年には中国で俳優や歌手として人気のクリス・ウーのミュージックビデオにも出演し、高い演技力を披露しています。中国での活動に重きを置いている姿勢や、努力する姿が中国のファンの心を掴んでいるんです」(前出・中国メディア関係者)

関連キーワード

関連記事

トピックス

群馬県前橋市の小川晶前市長(共同通信社)
「再選させるぞ!させるぞ!させるぞ!させるぞ!」前橋市“ラブホ通い詰め”小川前市長が支援者集会に参加して涙の演説、参加者は「市長はバッチバチにやる気満々でしたよ」
NEWSポストセブン
ネットテレビ局「ABEMA」のアナウンサー・瀧山あかね(Instagramより)
〈よく見るとなにか見える…〉〈最高の丸み〉ABEMAアナ・瀧山あかねの”ぴったりニット”に絶賛の声 本人が明かす美ボディ秘訣は「2025年トレンド料理」
NEWSポストセブン
千葉大学看護学部創立50周年の式典に出席された愛子さま(2025年12月14日、撮影/JMPA)
《雅子さまの定番カラーをチョイス》愛子さま、“主役”に寄り添うネイビーとホワイトのバイカラーコーデで式典に出席 ブレードの装飾で立体感も
NEWSポストセブン
審査員として厳しく丁寧な講評をしていた粗品(THE W公式Xより)
《「脳みそが足りてへん」と酷評も》粗品、女性芸人たちへの辛口審査に賛否 臨床心理士が注目した番組冒頭での発言「女やから…」
NEWSポストセブン
12月9日に62歳のお誕生日を迎えられた雅子さま(時事通信フォト)
《メタリックに輝く雅子さま》62歳のお誕生日で見せたペールブルーの「圧巻の装い」、シルバーの輝きが示した“調和”への希い
NEWSポストセブン
宮崎あおい
《主演・大泉洋を食った?》『ちょっとだけエスパー』で13年ぶり民放連ドラ出演の宮崎あおい、芸歴36年目のキャリアと40歳国民的女優の“今” 
NEWSポストセブン
日本にも「ディープステート」が存在すると指摘する佐藤優氏
佐藤優氏が明かす日本における「ディープステート」の存在 政治家でも官僚でもなく政府の意思決定に関わる人たち、自らもその一員として「北方領土二島返還案」に関与と告白
週刊ポスト
大谷翔平選手と妻・真美子さん
《チョビ髭の大谷翔平がハワイに》真美子さんの誕生日に訪れた「リゾートエリア」…不動産ブローカーのインスタにアップされた「短パン・サンダル姿」
NEWSポストセブン
会社の事務所内で女性を刺したとして中国籍のリュウ・カ容疑者が逮捕された(右・千葉県警察HPより)
《いすみ市・同僚女性を社内で刺殺》中国籍のリュウ・カ容疑者が起こしていた“近隣刃物トラブル”「ナイフを手に私を見下ろして…」「窓のアルミシート、不気味だよね」
NEWSポストセブン
石原さとみ(プロフィール写真)
《ベビーカーを押す幸せシーンも》石原さとみのエリート夫が“1200億円MBO”ビジネス…外資系金融で上位1%に上り詰めた“華麗なる経歴”「年収は億超えか」
NEWSポストセブン
神田沙也加さんはその短い生涯の幕を閉じた
《このタイミングで…》神田沙也加さん命日の直前に元恋人俳優がSNSで“ホストデビュー”を報告、松田聖子は「12月18日」を偲ぶ日に
NEWSポストセブン
高羽悟さんが向き合った「殺された妻の血痕の拭き取り」とは
「なんで自分が…」名古屋主婦殺人事件の遺族が「殺された妻の血痕」を拭き取り続けた年末年始の4日間…警察から「清掃業者も紹介してもらえず」の事情