――有吉さんのお母さんも喜んでいましたか?
「『早く決めてほしいね』ということはたびたび言っていました。もうふたりは長かったでしょう。『いつ結婚してくれるんかねー』と妹(有吉の母親)と言うとりました。身を固めてくれんと、私も行くところへ行かれんわいね」
――交際していることは以前から知っていたんですか?
「私はね、(5年前の)三久さんとの報道が出たときに、弘行は結婚するんじゃないかとずっと思っていました。あの子(有吉)は正直で、几帳面ですから、生半可なお付き合いはしない子なので、三久さんとするんじゃないかな、という予感はありました。でもそれを弘行に言うたらいけん、言うたらいけん、と思ってこらえとりました。
妹に聞いても『ようわからん、その話題にはタッチせんとって』と、質問をはぐらかすし、妹も(有吉の結婚の話題は)避けとったの。2年前くらいからは、こりゃあどうやら順調に付き合っているということが何となくわかって、いつ結婚するんかのう、とずっと待っとりましたわ」
――夏目さんとの交際、結婚について有吉さんに直接聞いたことはありますか?
「一度『三久さんみたいな人はどうなの?』とチラッと聞いたことはあるんだけど、『おれ、素朴な人がいいよー』とはぐらかされてね。『ちょっとあっち向いといて、とおれが言ったら、はい、向きます、と素直に従って、おれが言うまでずっとあっちを向いているような子だな』と言っとりました。やっぱり隠しとらんといけないんでしょうね。『いらんこと言わんとってよ。誰が来ても言うたらダメよ』とも言われたもんね。いままで親族はみんな隠してきたんよ」
――夏目さんとは実際に会ったことはあるんですか?
「それがないんですよ~。妹も会ったことないんです。妹と『会いたいね、会いたいね』と言ってきましたから、お目にかかれたらいいね、と思います。まあ、これから2人で仲良くやっていってもらったら、それが一番だと思いますけどね。もう弘行には幸せになってもらうしかない」
終始、にこやかな表情で「うれしい」と繰り返した伯母。最後は「これからも弘行をよろしくお願い致します」と言って、記者に頭を下げた。