●足腰の守護神が祀られた『いのしし神社』
護王神社(京都)
奈良時代の貴族・和気清麻呂公が「足腰の守護神」として仰がれている。当時、清麻呂は絶大な権力を振るっていた僧侶によって流罪にされ、足の腱を切られて動けなくなっていた。しかし、300頭ものいのししが突然現れ、その助けによって再び歩けるようになったという逸話がある。そのため、数多くのいのしし像が祀られ、プロスポーツ選手らも全国からこぞって訪れる。
〈縁切りエピソード〉
神社内の絵馬には大切な人の足腰の健康を願うものが多く、地元のサッカーチームがリーグ開幕前に必勝祈願で訪れる。なかには「推しの全国ライブを、足腰元気に追いかけられますように」というユニークなものも。
住所:京都府京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町385
ご祭神:和気清麻呂公、和気広虫姫命
ご利益:足腰の病気やけが平癒、健康、安全、スポーツ守護など