イブちゃんの体内からは覚醒剤が検出されなかったものの、それまで元気だった愛犬が突然、もがき苦しむように亡くなったという状況には謎が残っている。
野崎氏は、その愛犬のために「お別れの会」を6月11日に行うことが計画されていた。訃報広告まで出すほど可愛がっていた愛犬のために「お別れの会」を開くのに、野崎氏が自ら覚醒剤を飲むことは考えにくいとされていた。イブちゃんの存在は、野崎氏の“自殺”の線を消す重要な手がかりになったと言えるかもしれない。
“女は裏切るけど、犬は裏切らない”──それが野崎氏の口癖だったという。