芸能

休養の深田恭子 事務所の後輩・綾瀬はるかとの「葛藤の20年」

恋人の杉本氏と誕生日会を開いていた(2019年)

恋人、友人も集め誕生日会を開いたこともある深田恭子(2019年)

 5月26日、女優の深田恭子(38才)が「適応障害」の治療のために芸能活動を休止することを発表した。所属事務所の『ホリプロ』は、深田は昨年春頃から体調を崩すことが多くなり、5月に入ってから「適応障害」と診断された、撮影中の映画は撮影延期となり、当面は療養して体調回復に専念する、と発表している。

 昨年の夏、深田は「『ユニクロ』のように、みんなが見てくれるCMの仕事ができてうれしい! 仕事をもっと頑張りたい」と、輝く表情で周囲にそう語っていた。

「女性が憧れる女性として人気を確立していた一方で、セクシー路線のドラマの役どころなどへ不安も感じていた頃に決まったのが『ユニクロ』のCMでした。『自分だからこそ選ばれた』ということが自信になり、いつにも増して前向きになっていたんです。

 でも今年に入り、同じ事務所でプライベートでも仲のいい綾瀬はるかさん(36才)も『ユニクロ』のCMに決定。その上、深田さんにはやはりお色気路線のドラマのオファーが多い。張りつめていた糸がプツっと切れてしまったようです」(深田の知人)

 同じホリプロ所属で日本のトップを走る女優として、深田、綾瀬、石原さとみ(34才)は常に比較されてきた。

「ただ、石原さんは少し距離がある。深田さん、綾瀬さんはデビュー以来同じ敏腕マネジャーの下で育てられ、もう20年です。プライベートでも仲がよく、いいライバルでもあり親友ともいえる」(事務所関係者)

 深田のデビューは1996年。ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリに輝き、芸能界の門をたたいた。1998年に金城武(47才)主演のドラマ『神様、もう少しだけ』(フジテレビ系)で、HIVに感染した女子高生を好演すると、翌年には『鬼の棲家』(フジテレビ系)でドラマ初主演を果たす。『天地人』(2009年)、『平清盛』(2012年)とNHK大河ドラマにも出演し、一気に人気女優の地位を固めた。

 深田に遅れること4年、綾瀬も同じくホリプロタレントスカウトキャラバンで芸能界入り。

「デビュー当時はライバルというより、深田さんは綾瀬さんの憧れの先輩でした。とんとん拍子にスターへの階段をのぼった深田さんに対し、綾瀬さんはそうはいかなかった。

 グラビアアイドル的立ち位置で女優の仕事はほとんどない。おまけにストレスで激太りしたため、整形手術のビフォーアフターを公開するバラエティー番組『ビューティー・コロシアム』(フジテレビ系)で、“ダイエットに失敗したら芸能界引退”という企画にも挑戦していた。深田さんはそんな綾瀬さんを頑張っている『妹分』として見ていました」(前出・事務所関係者)

関連記事

トピックス

遺体には電気ショックによる骨折、擦り傷などもみられた(Instagramより現在は削除済み)
《ロシア勾留中に死亡》「脳や眼球が摘出されていた」「電気ショックの火傷も…」行方不明のウクライナ女性記者(27)、返還された遺体に“激しい拷問の痕”
NEWSポストセブン
当時のスイカ頭とテンテン(c)「幽幻道士&来来!キョンシーズ コンプリートBDーBOX」発売:アット エンタテインメント
《“テンテン”のイメージが強すぎて…》キョンシー映画『幽幻道士』で一世風靡した天才子役の苦悩、女優復帰に立ちはだかった“かつての自分”と決別した理由「テンテン改名に未練はありません」
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
《ヤクザの“ドン”の葬儀》六代目山口組・司忍組長や「分裂抗争キーマン」ら大物ヤクザが稲川会・清田総裁の弔問に…「暴対法下の組葬のリアル」
NEWSポストセブン
1970~1990年代にかけてワイドショーで活躍した東海林さんは、御年90歳
《主人じゃなかったら“リポーターの東海林のり子”はいなかった》7年前に看取った夫「定年後に患ったアルコール依存症の闘病生活」子どものお弁当作りや家事を支えてくれて
NEWSポストセブン
テンテン(c)「幽幻道士&来来!キョンシーズ コンプリートBDーBOX」発売:アット エンタテインメント
《キョンシーブーム『幽幻道士』美少女子役テンテンの現在》7歳で挑んだ「チビクロとのキスシーン」の本音、キョンシーの“棺”が寝床だった過酷撮影
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚することがわかった
女優・趣里の結婚相手は“結婚詐欺疑惑”BE:FIRST三山凌輝、父の水谷豊が娘に求める「恋愛のかたち」
NEWSポストセブン
タレントで医師の西川史子。SNSは1年3ヶ月間更新されていない(写真は2009年)
《脳出血で活動休止中・西川史子の現在》昨年末に「1億円マンション売却」、勤務先クリニックは休職、SNS投稿はストップ…復帰を目指して万全の体制でリハビリ
NEWSポストセブン
中川翔子インスタグラム@shoko55mmtsより。4月に行われた「フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート2025」には10周年を皆勤賞で参加し、ラプンツェルの『自由への扉』など歌った。
【速報・中川翔子が独立&妊娠発表】 “レベル40”のバースデーライブ直前で発表となった理由
NEWSポストセブン
奈良公園で盗撮したのではないかと問題視されている写真(左)と、盗撮トラブルで“写真撮影禁止”を決断したある有名神社(左・SNSより、右・公式SNSより)
《観光地で相次ぐ“盗撮”問題》奈良・シカの次は大阪・今宮戎神社 “福娘盗撮トラブル”に苦渋の「敷地内で人物の撮影一切禁止」を決断 神社側は「ご奉仕行為の妨げとなる」
NEWSポストセブン
“凡ちゃん”こと大木凡人(ぼんど)さんにインタビュー
「仕事から帰ると家が空っぽに…」大木凡人さんが明かした13歳年下妻との“熟年離婚、部屋に残されていた1通の“手紙”
NEWSポストセブン
太田基裕に恋人が発覚(左:SNSより)
人気2.5次元俳優・太田基裕(38)が元国民的アイドルと“真剣同棲愛”「2人は絶妙な距離を空けて歩いていました」《プロアイドルならではの隠密デート》
NEWSポストセブン
『ザ・ノンフィクション』に出演し話題となった古着店オーナー・あいりさん
《“美女すぎる”でバズった下北沢の女子大生社長(20)》「お金、好きです」上京1年目で両親から借金して起業『ザ・ノンフィクション』に出演して「印象悪いよ」と言われたワケ
NEWSポストセブン