芸能

元相方が分析、フワちゃん「視聴者から飽きられない3つのポイント」

フワちゃんに漂う(時事通信フォト)

「何をしでかすか予想できない」が「炎上系」ではない(時事通信フォト)

 YouTuberのフワちゃん(27)がブレイクを果たしたとき、あまりに鮮烈なキャラクターから「一発屋に終わる」という意地の悪い声も少なかった。しかし、テレビ出演本数330本(ニホンモニター調べ)だった2020年に続き、2021年も絶好調だ。

 4月からは、プライベートでも親しいお笑いコンビ・ミキの亜生と共にMCを務める『そんな食べ方あったのか!』(テレビ朝日系)が放送開始した。また、同時期にラジオ番組『フワちゃんのオールナイトニッポンX』(ニッポン放送)もスタートし、一発屋どころか、芸能界でのポジションはますます安定してきた印象だ。

 とはいえ、フワちゃんがお茶の間向けに丸くなったのかと言えば、全然そんなことはない。2月26日に生放送された『グッとラック!』(TBS系、3月終了)では、衣装からポロリしてしまい、放送後、〈本当にすみません!!!!!グッとラックで乳首見えてたらしいです!!!!!!〉とTwitterで謝罪した。

 フワちゃんの〈海老蔵は気づいてたけどセクハラになると思って言わなかったそうです!!!!!!!これに関しては言えや!!!!!!!!!〉というツイートに対し、歌舞伎俳優の市川海老蔵は〈言えんわ!〉とツッコミ。ポロリという出来事でさえも、完全に笑いの雰囲気にしてしまうところが、さすがフワちゃんと言える。

 すっかりテレビでお馴染みの存在となっても、フワちゃんには「何をしでかすか予想できない」雰囲気がある。しかし、フワちゃんをいわゆる「炎上系」で括るのは違うだろう。一般論として、炎上(を売り物にする)タレントはさらなる過激な言動が求められる一方で、好感度はどんどんダウンしてしまう難しさを抱えている。実際のところ、誰よりも飽きられやすいポジションと言えるのだ。

 しかし、フワちゃんがテレビの向こう側で起こす騒ぎは、“あくまで本人がのびのび振る舞った結果”という印象が強い。そうした振る舞いが広く受け入れられているからこそ、Nintendo Switchソフト『New ポケモンスナップ』や小中学生向け児童文庫レーベル「集英社みらい文庫」など、大手企業でのCM起用が絶えないのだろう。

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