そこで出会ったのが、所属のムエタイ選手だった青木大輔(38才)だ。
「彼の祝勝会で初めて一緒に飲んだのですが、ほかの人が倒れていく中、私と彼が最後まで楽しく飲み続け(笑い)、半年後に結婚しました」
15才年下の彼との結婚が、彼女に変化をもたらした。
「最初はブル中野を隠してつきあっていましたが、彼に『仕事何してるの?』と聞かれ、『したことがない』と答えたんです。さすがに彼は、40才過ぎて仕事をしたことがないのはおかしいだろ、と思ったようで、ネットで調べられてバレました(笑い)。
でも、彼から『これまでしてきたことはすごいことだから自慢してもいいのに、なんで隠す必要があるの?』と言われ、かたくなだった私も、徐々に考えが変わり始めたんです」
それまでは服もメイクも意識的に目立たないようにしてきた。それが、次第に変化していった。
「彼は『こっちの方が明るくて似合うんじゃない?』などと言ってくれるタイプなので、次第に“私も、もっと若くきれいでいたい”と思うようになり、それまでまったく無頓着だったスキンケアにも気をつけるようになりました」
その後、“美魔女ぶり”が話題となり、テレビへの出演機会も増えた。プロレス仲間との縁も復活し、現在は解説者としても活躍している。
「曲者ぞろいのプロレスの世界では、いかにトップになるかばかりを考えていました。でも、結婚によって大切な人が増え、相手の幸せを考えることができるようになりました」