芸能

泣ける曲No.1『会いたい』の沢田知可子「涙活コンサート」を各地で開催

aa

現在は「歌セラピーコンサート」以外に、同世代の辛島美登里、中西保志、中西圭三、杉山清貴らと「Around 40 MEMORY CONCERT」を定期的に行っている沢田知可子

 CDが売れない今の時代では想像もできないほどに、CDバブルだった1990年代。ミリオンヒットが次々と生まれ、カラオケブームも到来した。そんな1990年初頭、1990年にリリースされたのが沢田知可子の『会いたい』だ。多くの人が涙したこの名曲について、沢田が語る。

 * * *
『会いたい』は、当初は私の4枚目のアルバム『I miss you』の収録曲。そこから小さな奇跡が次々重なって、シングルでヒットした曲です。

 アルバムタイトルに合わせて沢ちひろさんに歌詞を依頼。沢さんは何十回も書き直ししてくださり、詞が上がってきたのはレコーディング当日深夜。

 そのとき初めて歌詞を拝見したのですが、内容が私自身の経験と重なることに驚きました。

 この歌は急死してしまった恋人を思い、在りし日を回想し、会いたい気持ちを募らせる歌です。なかでも、詞に出てくる「バスケット」と「死んでしまったの」という言葉が刺さり、ドキッとしました。

 私も学生時代にバスケットボールをやっていて、しかも歌手になる夢を応援してくれた憧れの先輩が交通事故で急死していたんです。だから、その先輩から時空を超え叱咤激励されているような“運命”を感じました。

 その頃、『ゴースト/ニューヨークの幻』という映画が大人気だったんですが、そのストーリーとリンクするとおっしゃるかたもいましたね。『会いたい』を聴くと、『ゴースト~』の映像が浮かんで、まるで5分間の映画を見ているようだって。

 レコーディングでは、ディレクターから「感情は入れずに、まずは無心で歌ってほしい」と言われ、淡々と3回歌いました。そうしたら、それで終了。

関連記事

トピックス

NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の打ち上げに参加したベッキー
《ザックリ背面ジッパーつきドレス着用》ベッキー、大河ドラマの打ち上げに際立つ服装で参加して関係者と話し込む「充実した日々」
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
雅子さまが三重県をご訪問(共同通信社)
《お洒落とは》フェラガモ歴30年の雅子さま、三重県ご訪問でお持ちの愛用バッグに込められた“美学” 愛子さまにも受け継がれる「サステナブルの心」
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
一般女性との不倫が報じられた中村芝翫
《芝翫と愛人の半同棲にモヤモヤ》中村橋之助、婚約発表のウラで周囲に相談していた「父の不倫状況」…関係者が明かした「現在」とは
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《噂のパートナーNiki》この1年で変化していた山本由伸との“関係性”「今年は球場で彼女の姿を見なかった」プライバシー警戒を強めるきっかけになった出来事
NEWSポストセブン
マレーシアのマルチタレント「Namewee(ネームウィー)」(時事通信フォト)
人気ラッパー・ネームウィーが“ナースの女神”殺人事件関与疑惑で当局が拘束、過去には日本人セクシー女優との過激MVも制作《エクスタシー所持で逮捕も》
NEWSポストセブン
デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長2月引退》“竹内七代目”誕生の分岐点は「司組長の誕生日」か 抗争終結宣言後も飛び交う「情報戦」 
NEWSポストセブン
活動を再開する河下楽
《独占告白》元関西ジュニア・河下楽、アルバイト掛け持ち生活のなか活動再開へ…退所きっかけとなった騒動については「本当に申し訳ないです」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している
《MVP受賞のウラで》大谷翔平、ハワイ別荘泥沼訴訟は長期化か…“真美子さんの誕生日直前に審問”が決定、大谷側は「カウンター訴訟」可能性を明記
NEWSポストセブン
11月1日、学習院大学の学園祭に足を運ばれた愛子さま(時事通信フォト)
《ひっきりなしにイケメンたちが》愛子さま、スマホとパンフを手にテンション爆アゲ…母校の学祭で“メンズアイドル”のパフォーマンスをご観覧
NEWSポストセブン