国内

山尾志桜里氏、元夫から訴えられた「腸が煮えくり返る気持ち」

山尾志桜里氏は2017年にダブル不倫が報じられた(時事通信フォト)

山尾志桜里氏は2017年にダブル不倫が報じられた(時事通信フォト)

 総裁選と解散時期に固唾をのむ政界で、浮いた存在なのが次期衆院選で不出馬を表明している国民民主党の山尾志桜里衆院議員(47)。政治家とは別の立場でスタートしたいとする山尾氏だが、これで“一区切り”とはいかないようだ。

「2017年にダブル不倫が報じられ、お相手で弁護士の倉持麟太郎氏について男女関係を否定しながら政策顧問に任命した山尾議員ですが、今年も『週刊文春』(5月6日・13日号)に議員パスを利用して倉持氏の自宅で逢瀬を重ねたこと、さらに倉持氏と離婚した元妻が昨年10月に自ら命を絶っていたことが報じられました。山尾議員は今期で“政治家として一区切りとしたい”と語っていますが、国民に納得できる説明責任を果たさないまま逃げるのかという疑問の声も上がっています。それは“家族”からも同様のようです」(政治ジャーナリスト)

 山尾氏は今年4月、損害賠償請求の訴訟を起こされていた。訴えたのは、2018年に離婚した元夫だ。

 今年4月26日付の訴状によると、元夫は離婚した際に親権を山尾氏、監護権(一緒に暮らしながら教育する権利)を元夫が持つことで共同して子供の監護にあたることを取り決めたにもかかわらず、昨年5月に短時間面会して以来、山尾氏が子供に面会させなかったことなどから精神的苦痛を被ったとして損害賠償請求を申し立てた。

 離婚した親と子の面会交流は社会問題として議論されており、今年4月には超党派の共同養育支援議員連盟が面会交流に関する緊急提言を上川陽子法相に提出するなど重要な議題となっている。

 国会で待機児童問題を取り上げたことで注目を集め、子育て支援策などに取り組んできた山尾氏自身が、子供をめぐる社会問題の当事者となっていたのだ。

 山尾氏の元夫の訴状には、こんな記述もある。

〈原告(元夫)が家庭裁判所に対して面会交流事件として調停を申し立てたところ、被告(山尾氏)は訴外倉持麟太郎を代理人に立てた。訴外倉持は原告が被告との離婚を決意する原因となった被告の不倫疑惑報道の当事者である〉(カッコ内は編集部、以下同)

 元夫側は、話し合いの場を設けようと昨年調停を申し立てた際、山尾氏が代理人弁護士として倉持氏と子供を会わせて父親との面会交流について聴取させたとしている。さらにその倉持氏が、面会交流について子供に話すと「泣いていた」と述べたとして、〈(山尾氏が倉持氏を子供と)会わせただけでも、腸が煮えくり返る気持ちであるのに(中略)泣くような状況に貶めたことに、激憤を禁じ得ない〉と怒りを滲ませた。

関連キーワード

関連記事

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
生徒のスマホ使用を注意しても……(写真提供/イメージマート)
《教員の性犯罪事件続発》過去に教員による盗撮事件あった高校で「教員への態度が明らかに変わった」 スマホ使用の注意に生徒から「先生、盗撮しないで」
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《ロマンス詐欺だけじゃない》減らない“セレブ詐欺”、ターゲットは独り身の年配男性 セレブ女性と会って“いい思い”をして5万円もらえるが…性的欲求を利用した驚くべき手口 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン