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フジテレビ『歌と笑いの祭典』で再確認された『いいとも!』の偉大さ

久々に「フジテレビらしさ」が垣間見えた特番だった

久々に「フジテレビらしさ」が垣間見えた特番だった

 8月28日、29日と2夜連続で『FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~』(フジテレビ系)が放送された。ダウンタウンの松本人志、中居正広、ナイティナインがMC、千鳥、アンタッチャブルがアシスタントという豪華布陣の中で、フジテレビに2021年4月に入社したばかりの小山内鈴奈アナ、小室瑛莉子アナ、竹俣紅アナという3人の新人アナウンサーが総合司会の大役を担った。テレビ局関係者が話す。

「いろんな事情があったのでしょうけど、さすがに新人アナには荷が重すぎたと思います。台本通りに運ぼうとして話の流れを止めるなど、スムーズな進行とは言い難い面もあった。芸人たちも3人と初対面ですから、その個性を把握できていない。固定のMC陣だけでも常時6~8人いて、ゲストまで来る。人数が多過ぎる中で、敢えて女子アナをイジる必要もないので、余計に浮いてしまっていた印象です」

 第1夜、爆笑問題の太田光に『今日の司会の方々はステマやってるんですか?』と聞かれた時、新人アナ3人が揃って手を横に振るなどして否定。竹俣アナは立ちながら必死な顔で『やってませんよ! やってませんよ!』と2度言った。あの場面が唯一の見所だったかもしれない。番組自体は第1夜には長年、“共演NG”と囁かれていた松本人志と爆笑問題が顔を合わせ、第2夜には笑福亭鶴瓶、山田孝之、本田翼、内村光良という前夜に生電話でブッキングしたゲストが出演。“フジテレビらしい”豪華なメンバーが揃い、盛り上がった。

「その“らしさ”の源流には『笑っていいとも!』があると思います。第1夜の『直電!生ブッキング 明日来てくれませんか?』は完全に『いいとも』の『テレフォンショッキング』そのものでしたし、松本と爆笑問題は『いいとも』のグランドフィナーレで同じアルタのスタジオに立ったことが今回の共演の契機となった。生放送で、豪華なタレントが集まる形式自体が『いいとも』そのものでしたね」

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