【経済評論家 森永卓郎(64)】
趣味を楽しむ場として活用しているという。
「音楽に関するものを観ますね。その音楽も地上波で観られないマニアックなもの。フォークシンガーの青木まり子さんが好きなので、出演番組の情報もチェックしながら楽しんでいます」(森永氏)
テレビとはどう違うのか。
「大手のメディアが幅広い意見を受けつけなくなっている一方、YouTubeは間口が非常に広い。ただその反面、チェックされていないので観る側の教養が問われるものでもあると言えます」(同前)
『TOKYO MX』
開設年月/2007年6月
登録者数/20万人
公開動画本数/1万5823本
各ニュースを3分程度にまとめた動画を配信。音楽番組『ミュージック・モア』の予告もチェックできる。画像は青木まり子さんの出演回の予告。
【作家 高橋三千綱(享年 73)】
YouTubeの楽しみ方は「観る」だけではない。「聴く」だけでも十分楽しめる。
「寝る前にベッドで歌謡曲や洋楽を聴くのが習慣になっています。昔の曲は聴くだけで気持ちが若返る。もともと城達也さんの『ジェット・ストリーム』が好きなんですが、東京FMの公式チャンネルもYouTubeにはあるんですね」(高橋氏)
※取材は7月31日に行なわれ、高橋さんは8月17日に永眠。ご冥福をお祈りします。
『TOKYOFMofficial』
開設年月/2012年3月
登録者数/1万600人
公開動画本数/374本
ラジオスタジオからの配信映像やイラストと音声配信のコラボレーションなど、ラジオを「観て」楽しむ仕掛けがいっぱい。