打ち上げも率先して盛り上げることもある山田(写真は2019年)

山田の『原点回帰』プロジェクトの影響で車が押し寄せる(写真は2019年)

 プロジェクトメンバーへの怒りを隠さない人もいる。別の近隣住民はこう話す。

「ハッキリ言って迷惑してますよ。民家の間の狭い道を、スピードを出して車で通るんです。この間の農作業のときなんて、10台以上、他県から来ていましたから。しかも、わが物顔でこの辺の畑を歩いて、挨拶をする人がひとりもいない。素性の知れない人たちが大勢押し寄せて、いい気はしていません」

 農作業を行うメンバーが集うのは、山田が主宰する『原点回帰』というプロジェクトだ。

「今年5月から本格的にスタートしました。山田さんがリーダーとなって、農業やアートに興味がある人たちを公募し、その中から選ばれた人だけがメンバーとして参加できる仕組みです。プロジェクトの最終目標は『理想の島で、100%自給自足の生活を送れるようになること』。その第一歩として、山梨県で農業に挑戦しています。集落への移住は予定しておらず、畑仕事のたびにメンバーが訪れるそうです」(前出・農業専門誌記者)

「テキーラ部」をつくりたい

 農業に取り組むことは、突然の思い付きではなく、何年も前から温めてきた計画のようだ。鹿児島県の田舎町で、自然に囲まれのびのびと育ったという山田。自然農法に興味を持ったきっかけは、子供の存在にあるという。

「お子さんが生まれ、安全なものを食べさせたいという思いから、オーガニックの野菜や食品を選ぶようになったそうです。また、かつての自分がそうだったように、自然の中で生きるための知恵を子供にもつけさせてあげたいという思いも強くなったそうです」(山田の知人)

 メンバーの募集要項には、「原点回帰がもとめる人」として、「アートが好きな人、興味がある人」のほか、なぜか「海苔が好きな人」「テキーラが嫌いな人」「UFOが寄ってくる人」という不思議な項目も記されている。

「募集要項には山田さんの意向が強く反映されています。たとえば、海苔が好きな人という項目は、山田さんが海苔好きだから(笑い)。晩酌しながら海苔をひたすら食べているそうで、メンバーで『海苔部』をつくりたいそうです。『テキーラが嫌いな人』も彼の発案。山田さんいわく、テキーラは飲み方次第ではおいしいお酒。飲み会で罰ゲームのように飲まされて、『テキーラなんて嫌い!』と思っている人を集めて「テキーラ部」をつくり、そのイメージを覆したいんだとか。

 ほかにも、彼はUFOやパワースポットなどスピリチュアルな世界にも興味があり、その道に詳しい人も歓迎されています」(芸能関係者)

関連キーワード

関連記事

トピックス

イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
「タダで行為できます」騒動の金髪美女インフルエンサー(26)が“イギリス9都市をめぐる過激バスツアー”開催「どの都市が私を一番満たしてくれる?」
NEWSポストセブン
川崎春花
【トリプルボギー不倫の余波】日本女子プロ2022年覇者の川崎春花が予選落ち 不倫騒動後は調子が上向かず、今季はトップ10入り1試合のみ「マイナスばかりの関係だった」の評価も
NEWSポストセブン
ドバイのアパートにて違法薬物所持の疑いで逮捕されたイギリス出身のミア・オブライエン容疑者(23)(寄付サイト『GoFundMe』より)
「性器に電気を流された」「監房に7人、レイプは日常茶飯事」ドバイ“地獄の刑務所”に収監されたイギリス人女性容疑者(23)の過酷な環境《アラビア語の裁判で終身刑》
NEWSポストセブン
「中野駅前大盆踊り大会」前夜祭でのイベント「ピンク盆踊り
《中野区長が「ピンク盆踊り」に抗議》「マジックミラー号」の前で記念撮影する…“過激”イベントの一部始終
NEWSポストセブン
Aさんの乳首や指を切断したなどとして逮捕、起訴された
「痛がるのを見るのが好き」恋人の指を切断した被告女性(23)の猟奇的素顔…検察が明かしたスマホ禁止、通帳没収の“心理的支配”
NEWSポストセブン
『東宝シンデレラ』オーディション出身者の魅力を山田美保子さんが語ります
《第1回グランプリは沢口靖子》浜辺美波、上白石姉妹、長澤まさみ…輝き続ける『東宝シンデレラ』オーディション出身者たちは「強さも兼ね備えている」
女性セブン
9月6日から8日の3日間、新潟県に滞在された愛子さま(写真は9月11日、秋篠宮妃紀子さまにお祝いのあいさつをするため、秋篠宮邸のある赤坂御用地に入られる様子・時事通信フォト)
《ますます雅子さまに似て…》愛子さま「あえて眉山を作らずハの字に落ちる眉」「頬の高い位置にピンクのチーク」専門家が単独公務でのメイクを絶賛 気品漂う“大人の横顔”
NEWSポストセブン
川崎市に住む岡崎彩咲陽さん(当時20)の遺体が、元交際相手の白井秀征被告(28)の自宅から見つかってからおよそ4か月
「骨盤とか、遺骨がまだ全部見つかっていないの」岡崎彩咲陽さんの親族が語った “冷めることのない怒り”「(警察は)遺族の質問に一切答えなかった」【川崎ストーカー殺人】
NEWSポストセブン
シーズンオフをゆったりと過ごすはずの別荘は訴訟騒動となっている(時事通信フォト)
《真美子さんとの屋外プール時間も》大谷翔平のハワイ別荘騒動で…失われ続ける愛妻との「思い出の場所」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
【七代目山口組へのカウントダウン】司忍組長、竹内照明若頭が夏休み返上…頻発する「臨時人事異動」 関係者が気を揉む「弘道会独占体制」への懸念
NEWSポストセブン
海外から違法サプリメントを持ち込んだ疑いにかけられている新浪剛史氏(時事通信フォト)
《新浪剛史氏は潔白を主張》 “違法サプリ”送った「知人女性」の素性「国民的女優も通うマッサージ店を経営」「水素水コラムを40回近く連載」 警察は捜査を継続中
NEWSポストセブン
川崎春花
【トリプルボギー不倫の余波】日本女子プロ2022年覇者の川崎春花が予選落ち 不倫騒動後は調子が上向かず、今季はトップ10入り1試合のみ「マイナスばかりの関係だった」の評価も
NEWSポストセブン