スポーツ

大相撲秋場所で人気「北の富士カレー」 監修した本人は辛口評

人気の「北の富士カレー」は単品なら400円、セット販売も(パンフレットより)

人気の「北の富士カレー」は単品なら400円、セット販売も(パンフレットより)

 大相撲秋場所は、新横綱・照ノ富士が初日から盤石の相撲内容で年6場所制導入以降、5人目の横綱昇進場所での優勝に向かって快進撃を続けファンを沸かせている。両国国技館では観客上限5000人で開催されているが、そうした中でも足を運ぶ相撲ファンのお目当てのひとつが館内で買える相撲グッズである。

 館内の売店には100種類近いオリジナル商品が並び、客席で贔屓の力士が土俵に上がると高く掲げる行司書の「四股名応援タオル」は幕内全力士のものが揃っている。力士の手形とサインが入った色紙、ミニのぼりやストラップなど力士グッズの他、国技館焼鳥、相撲せんべい、角力チョコレートなどが並んでいる。
 
 この売店は国技館の相撲茶屋を運営する国技館サービス株式会社の直営店で、中入りや前半戦後の休憩時間には、トイレに行った帰りに売店に立ち寄る人が少なくない。

 そこで最近注目されているのが、相撲協会直販グッズである。「コロナ禍で観客制限になると、少しでも売上をカバーしようと『相撲土産ワゴン』として協会職員や親方衆がオリジナルグッズのワゴン販売を始めた」(協会関係者)という。

 親方や横綱・大関の似顔絵が描かれたチロルチョコ、炎鵬や宇良など人気力士のイラスト入りの缶タブレッド、応援うちわ、ネックストラップ、クリアファイルといったオリジナル商品が揃っているが、中でも人気なのが『国技館カレー』と『国技館ハヤシ』。「国技館には協会員専用の地下食堂がある。そこで提供されているカレーの味を再現したもので、親方から新弟子まで食べている伝統の味」(若手親方)という。

『国技館カレー』『国技館ハヤシ』の好評を受け、ラインナップの第3弾として秋場所から販売されたのが『北の富士カレー』だ。NHKの専属解説を務める北の富士さんはカレー好きとしても知られ、本人が監修した野菜カレーという。

 北の富士さんはすでに協会を退職しているものの、「北の富士さんといえば辛口解説。辛口カレーの監修にはうってつけだろう」(前出・若手親方)ということで商品化されたらしい。

関連キーワード

関連記事

トピックス

運転席に座る広末涼子容疑者
《事故後初の肉声》広末涼子、「ご心配をおかけしました」騒動を音声配信で謝罪 主婦業に励む近況伝える
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
鶴保庸介氏の失言は和歌山選挙区の自民党候補・二階伸康氏にも逆風か
「二階一族を全滅させる戦い」との声も…鶴保庸介氏「運がいいことに能登で地震」発言も攻撃材料になる和歌山選挙区「一族郎党、根こそぎ潰す」戦国時代のような様相に
NEWSポストセブン
山尾志桜里氏に「自民入りもあり得るか」聞いた
【国民民主・公認取り消しの余波】無所属・山尾志桜里氏 自民党の“後追い公認”めぐる記者の直撃に「アプローチはない。応援に来てほしいくらい」
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
遠野なぎこさん(享年45)、3度の離婚を経て苦悩していた“パートナー探し”…それでも出会った「“ママ”でいられる存在」
NEWSポストセブン
レッドカーペットに登壇した大谷夫妻(時事通信フォト)
《産後“ファッション迷子期”を見事クリア》大谷翔平・真美子さん夫妻のレッドカーペットスタイルを専門家激賞「横顔も後ろ姿も流れるように美しいシルエット」【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
NEWSポストセブン