ライフ

肌が乾燥で悪玉菌が増加 生芋こんにゃくの「セラミド」に予防効果

こんにゃく

生芋こんにゃくは水分を保持する成分「セラミド」が豊富

 健康状態を映し出し、「内臓の鏡」と呼ばれる肌には、大まかに菌の“派閥”が3つ存在する。肌の潤いを守る善玉菌、肌荒れを引き起こす悪玉菌、そして、どっちつかずの日和見菌だ。医療法人康梓会ワイズサイエンスクリニック広尾統括院長で『オトナ女子の「美肌」づくり百科』(ぴあ)の著者である日比野佐和子さんが説明する。

「善玉菌として代表的なのは表皮ブドウ球菌。いわゆる『美肌菌』です。保湿成分であるグリセリンに似たものを生成して潤いを守ってくれるほか、肌を理想的な弱酸性に保つ働きもあります。

 悪玉菌の代表は黄色ブドウ球菌。増殖すると、かゆみや赤みなど炎症の原因になる。肌がアルカリ性に傾くと、悪玉菌が活性化します。日和見菌の代表がアクネ菌。普段は肌を守ってくれていて、悪さはしませんが、ストレスや食生活の影響で皮脂が増えると増殖してニキビの原因になります」

 皮膚には、約1000種類ほどの常在菌が存在するが、単純に「美肌菌」を増やせばいいというものではない。すべての菌がバランスよく存在することが大切だという。

「最も悪玉菌が増えやすくなるのが乾燥肌。その主な原因が、洗いすぎ、ストレス、紫外線、水分不足です。マスク生活のいま、『マスクのおかげで肌がしっとりしている』と勘違いしている人がいますが、吐いた息が蒸発するとき角質層の水分も同時に奪われている。マスクを外した瞬間、一気に肌の乾燥が進みます」(日比野さん・以下同)

関連記事

トピックス

高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
阿部なつき(C)Go Nagai/Dynamic Planning‐DMM
“令和の峰不二子”こと9頭身グラドル・阿部なつき「リアル・キューティーハニー」に挑戦の心境語る 「明るくて素直でポジティブなところと、お尻が小さめなところが似てるかも」
週刊ポスト
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン