「令和の怪物」佐々木朗希は4球団競合の末、ロッテの井口監督が引き当てた(2019年)

「令和の怪物」佐々木朗希は4球団競合の末、ロッテの井口監督が引き当てた(2019年)

  そう感想を求めたのは、和歌山大会の決勝で敗れた智弁和歌山の4番で、翌日に決勝を控えていた徳丸天晴だった。 

 「和歌山で戦ったライバルとして、意見を求めてくれたのは嬉しかったですよ。他にLINEでやりとりするのは、愛工大名電の田村俊介。中学生の時に『ビートたけしのスポーツ大将』(テレビ朝日系)という番組に一緒に出たんです。軟式野球部のはずなのに、打席では硬式球をバンバンスタンドに放り込むんです。えぐいな、と思って以来、交流があります」(松川) 

  SNSの利用を禁止する野球部もあるが、こうして交流が生まれ、互いに刺激を受け、さらなる成長の一助となるなら利用価値はあるだろう。スマートフォンやiPadなどのデバイスは、今や練習で欠かせないアイテムだ。素振りや投球フォームを記録するだけでなく、YouTubeでプロ野球選手の動画を観て参考にしたり、トレーニング動画で研究している球児は多い。 

  昨年、仙台育英(宮城)の練習に行くと、選手たちが監督室で須江航監督の練習メニューの指示を聞きながら、携帯電話にメモしていた。きっと部員でメモの内容を共有するのだろう。 

  一方で、携帯電話の利用を禁止する学校もある。有名なのは、名門・大阪桐蔭だ。西谷浩一監督にその理由を訊いた。 

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