また、同氏は「香港は完全に変わってしまった。ヨーロッパから香港の状況を見ると、とても悲しい気持ちになります」と述べたうえで、彫刻に刻まれている言葉を引用。「帝国は滅びるが、芸術は存続する。老人は永遠に若者を殺すことはできない」というものだ。
これに対して、香港の人々はインターネット上で、「良識の府である香港大学が彫刻を撤去するというのは、中国によって香港の良識が奪われたことを示している」との声がある一方、「時代は変わった。香港も変化しており、彫刻の撤去はやむをえないのではないか」との声も出ている。