芸能

フジ「朝の顔」永島優美アナの「ノーバン」を尾木ママが絶賛

フジテレビ、永島優美。『とくダネ!』の後継番組『めざまし8』を託される。フジのユニット「お台場ワンガン娘’18」でボーカルを務めたことも(写真/ロケットパンチ)

今やフジテレビのエースアナとも言われる永島優美アナ(写真/ロケットパンチ)

 朝の情報番組の視聴率争いが激しい。この春に各局が大規模な改編を行ない、フジテレビでは小倉智昭がメインキャスターを務めた『とくダネ!』が22年の歴史に幕を下ろし、谷原章介をメインに据えた『めざまし8』がスタートした。その谷原の相棒に抜擢されたのが同局の永島優美アナだ。『バイキング』や『めざましテレビ』などでキャスターを務めた情報番組のエースだけに、キャスター経験の浅い谷原を絶妙にアシストして番組の好調を支えている。

『とくダネ!』時代からコメンテーターを務める教育評論家の「尾木ママ」こと尾木直樹氏は、新番組のここまでの成功は永島アナの力量が大きかったと見ている。

「番組の内容はコンセプトから何からガラッと変わりましたから、スタートする時はどうなるか心配でしたけど、永島アナは、この番組にはこの人しかいないっていうくらいハマっていますね。番組のスタート直前に結婚されたこともあり、初めから落ち着いていました。

 最近、彼女が野球の始球式をしたのを見たのですが、ものすごくうまかった。きれいなフォームでノーバウンド投球してた。ダンスもすごく上手くて、運動神経がいいんですね。そういうなんでもやるところも視聴者に受け入れられていて、朝の時間にホッとして見ることができるんでしょうね。これまでたくさんの情報番組に出て女性アナウンサーもたくさん見てきましたけど、カミソリのように切れる人もいれば、バラエティタイプの人もいて個性豊かです。永島アナは一見、とんがった個性がないように見えますが、実はそれが彼女の個性で、あれほど安心感を与えられるキャスターは初めてです」

 永島アナの父はサッカー元日本代表の永島昭浩氏。小学校からダンスに打ち込んだというだけに、身体を動かすことに関しては女子アナ界でも抜きん出ている。谷原がソフトでおっとりした印象だから、二人のコンビネーションもいいのだろう。

 尾木氏は、『めざまし8』はまだまだ発展途上の番組だと語る。

「『とくダネ!』はニュース性や企画性が高い番組でした。そこからどう変えていくか、『めざまし8』は模索しているところだと思います。半年経ってこれから何を打ち出していくか、いろいろと苦労されているようです。なんとなくこの頃はエンタメ系が強くなっている気はします。それはそれで楽しくていいですね。コロナや選挙などの話題も取り上げますが、他局の番組とはちょっと違った側面のエピソードや、政治家でも人間性にフィーチャーしたりして特徴を出そうとしていますね。もちろん京王線の事件などは真正面からニュースとして扱っていましたし、臨機応変だと思います」

 ニュース中心の堅い構成でもなく、それでいてワイドショーとも違うという難しい番組を切り盛りしているのが永島アナというわけだ。女子アナ評論家の丸山大次郎氏も、永島アナのキャラクターの勝利だと評価する。

関連記事

トピックス

”ネグレクト疑い”で逮捕された若い夫婦の裏になにが──
《2児ママと“首タトゥーの男”が育児放棄疑い》「こんなにタトゥーなんてなかった」キャバ嬢時代の元同僚が明かす北島エリカ容疑者の“意外な人物像”「男の影響なのかな…」
NEWSポストセブン
クマ対策には様々な制約も(時事通信フォト)
《クマ対策に出動しても「撃てない」自衛隊》唯一の可能性は凶暴化&大量出没した際の“超法規的措置”としての防御出動 「警察官がライフルで駆除」も始動へ
週刊ポスト
滋賀県草津市で開催された全国障害者スポーツ大会を訪れた秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
《“透け感ワンピース”は6万9300円》佳子さま着用のミントグリーンの1着に注目集まる 識者は「皇室にコーディネーターのような存在がいるかどうかは分かりません」と解説
NEWSポストセブン
天皇皇后両陛下主催の「茶会」に愛子さまと佳子さまも出席された(2025年11月4日、時事通信フォト)
《同系色で再び“仲良し”コーデ》愛子さまはピンクで優しい印象に 佳子さまはコーラルオレンジで華やかさを演出 
NEWSポストセブン
「高市外交」の舞台裏での仕掛けを紐解く(時事通信フォト)
《台湾代表との会談写真をSNSにアップ》高市早苗首相が仕掛けた中国・習近平主席のメンツを潰す“奇襲攻撃”の裏側 「台湾有事を看過するつもりはない」の姿勢を示す
週刊ポスト
クマ捕獲用の箱わなを扱う自衛隊員の様子(陸上自衛隊秋田駐屯地提供)
クマ対策で出動も「発砲できない」自衛隊 法的制約のほか「訓練していない」「装備がない」という実情 遭遇したら「クマ撃退スプレーか伏せてかわすくらい」
週刊ポスト
真美子さんのバッグに付けられていたマスコットが話題に(左・中央/時事通信フォト、右・Instagramより)
《大谷翔平の隣で真美子さんが“推し活”か》バッグにぶら下がっていたのは「BTS・Vの大きなぬいぐるみ」か…夫は「3か月前にツーショット」
NEWSポストセブン
文京区湯島のマッサージ店で12歳タイ少女を働かせた疑いで経営者が逮捕された(左・HPより)
《本物の“カサイ”学ばせます》12歳タイ少女を働かせた疑いで経営者が逮捕、湯島・違法マッサージ店の“実態”「(客は)40、50代くらいが多かった」「床にマットレス直置き」
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《いきなりテキーラ》サンタコスにバニーガール…イケイケ“港区女子”Nikiが直近で明かしていた恋愛観「成果が伴っている人がいい」【ドジャース・山本由伸と交際継続か】
NEWSポストセブン
Mrs. GREEN APPLEのギター・若井滉斗とNiziUのNINAが熱愛関係であることが報じられた(Xより/時事通信フォト)
《ミセス事務所がグラドルとの二股を否定》NiziU・NINAがミセス・若井の高級マンションへ“足取り軽く”消えた夜の一部始終、各社取材班が集結した裏に「関係者らのNINAへの心配」
NEWSポストセブン
山本由伸(右)の隣を歩く"新恋人”のNiki(TikTokより)
《チラ映り》ドジャース・山本由伸は“大親友”の元カレ…Niki「実直な男性に惹かれるように」直近で起きていた恋愛観の変化【交際継続か】
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 内部証言で判明した高市vs習近平「台湾有事」攻防ほか
「週刊ポスト」本日発売! 内部証言で判明した高市vs習近平「台湾有事」攻防ほか
NEWSポストセブン