熊本大学大学院生命科学研究部の尾池雄一教授

熊本大学大学院生命科学研究部の尾池雄一教授

 アルブミンの数値が低くなると単なる栄養不足だけでなく、生活の質の低下や死亡率の上昇をもたらす「フレイル」を招く怖れがある。

「フレイルとは、『加齢により心身が老い衰えた状態』を指します。フレイルになると特定の病気ではないのに各臓器の機能が低下して、呼吸困難や疲れやすさなどの症状が出たり、筋力が低下して転倒して寝たきりになるリスクが増します。筋肉や骨格のもととなるタンパク質が不足すると、フレイルが進行する。今回調査した百寿者たちは、フレイルの人が極めて少なかった」(同前)

※週刊ポスト2021年12月10日号

百寿総合研究センター元特別招聘教授の広瀬信義医師

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