宝くじの保管場所「額縁の裏」や「冷蔵庫の中」も
買ったくじをどこかに無くしてしまった場合は厄介だ。くじが見当たらないと、「どうせ高額の当せんなんか当たっていないから、探すだけムダだ」という、あきらめの考えが出やすい。
では、どこを探せばよいか? 1000万円以上の高額当せんを受け取りに来た人にアンケートした結果によると、宝くじ券の保管場所として多かったのは、「机の引き出し」「神棚や仏壇」「カバン・ハンドバッグ」だったという。
その他にも、たとえば、衣替えをしてタンスにしまった洋服のポケットの中、クルマのダッシュボードの中、ヘソクリと同様に大切にしまったつもりの額縁の裏、冷蔵庫や靴箱の中など。どうしてそんなところにあるのか分からないが、とにかくあらゆる場所を探したい。
「支払い期限」が迫る昨年の年末ジャンボ
それでは、時効となった当せん金はどうなるのか? 時効当せん金は宝くじの収益金と同様に、発売元である全国都道府県及び全指定都市へ納められて、収益金とともに公共事業などに役立てられる。つまり、社会のために広く役立てられるわけで、決してムダになるわけではない。
ただ、時効で当せん金を換金できなかった場合、そんなに広い心で悠然と構えられるものではない。やはり、くじを買った立場からすれば、当せん金の時効はぜひとも避けたいところだ。
まだ換金されていない高額の当せん金については、宝くじの種類別に支払期限や本数が公表されている。
最近の公表内容によると、10月29日現在、去年の年末ジャンボで1億円以上当せんしているのに未換金となっている本数は「6本」あるという。その支払期限は2022年1月7日に迫っている。