上皇ご夫妻との対面時間は40分ほどだった。
「お戻りの際の愛子さまは、感無量といった表情でした。止まりそうなほど速度を落とした車の窓から、行きのときよりも自然な笑顔で手を振り、目に涙を浮かべているようにも見えました」(前出・皇室ジャーナリスト)
再び宮殿に移動されると、天皇皇后両陛下とともに、他の皇族方や三権の長、元皇族や親族の代表から祝賀を受けられた。愛子さまは背筋を伸ばし挨拶に笑顔で応えられた。
「祝賀の挨拶に宮殿を使うのは天皇家の内親王ならではです。お祝いには、三笠宮百合子さまもいらっしゃいました。98才の百合子さまが足を運ばれたことに、愛子さまの成人という節目が、皇室にとって大きな意味をもつことが推し量られます」(皇室記者)
祝賀の場には、清子さん夫妻も駆けつけた。
「その日、最後まで皇居に残っていたのが清子さん夫妻でした。滞在時間は2時間近く。清子さんは、かつての自身と同じ立場にある愛子さまに、温かい言葉をかけたことでしょう」(前出・皇室記者)
※女性セブン2022年1月1日号