左から加治将樹、高木ブー、仲本工事、松本岳
2020年にこの世を去ったザ・ドリフターズのメンバー・志村けんさんの半生を描いた『志村けんとドリフの大爆笑物語』（フジテレビ系）が12月27日に放送される。その放送を記念して、ドリフメンバーの高木ブー（88才）、仲本工事（80才）と、高木を演じた加治将樹（33才）、仲本を演じた松本岳（28才）があれやこれやを語り合う大座談会が『女性セブン』で実現。仲本、高木の2人がドリフ全盛期を懐かしそうに振り返る。【全3回の第1回】
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加治将樹（以下、加）：今回のドラマはセットや小道具がとても丁寧に作られていたんです。各場面の描写がきめ細やかで、これは事前に相当綿密な取材をされたんだろうなって。
仲本工事（以下、仲）：ドラマのスタッフがぼくら3人（仲本・高木・加藤茶）に聞き取りをしたんだけど事前に台本をもらって、うまく作ってあるなぁと感心しましたよ。志村けんの物語だけあって、特に志村の部分はよくぞここまで調べたなって。ブーたんも台本読んだ？
高木ブー（以下、高）：うん？ 読んでない（のほほんとした笑顔で）。
一同：（場が和み）あははは！
高：ぼくは現場で「ドリフ大爆笑のテーマ」のオープニングの撮影を見せてもらって、当時を懐かしく思い出して、安心して見ていられたよ。
松本岳（以下、松）：ぼくらは子供の頃から見ていた憧れのセットに自分たちが立っていると思うと、わくわくが止まりませんでした。みんなで喜びを噛みしめましたよね。
加：ね！ “あの階段を下りて♪ド・ド・ドリフの〜♪を聴いてリズムをとってる！”って。初日の撮影でしたし、ぼくは自分が演じる高木さんが目の前にいらしたので、すごく緊張しちゃいましたけど……。
