紅白

平成最後の紅白(第69回)は、サザンオールスターズを囲んでユーミン(松任谷由実)やサブちゃん(北島三郎)も駆け付け、大いに盛り上がった

朝ドラ対決が大きな見どころ

駒井:演出面では、1980年代に郷ひろみさんと松田聖子さんがつきあっていた頃……、階段のセットで、一緒に踊るシーンがありましたよね。

長谷川:うんうん。

合田:その前に中森明菜とマッチ(近藤真彦)も……。そういう、心憎い演出をNHKも結構やっていましたね。

 2021年の出場者をみると、YOASOBIやSnow Manなどの横文字に、「え?」と思う人も、われわれ世代には多いね。

長谷川:でも、彼らに話を聞いてみると、「おじいちゃん、おばあちゃんが喜んでくれるので、紅白に出る」と言うんです。そんな言葉に最近、ちょっと感動するんですよね。

合田:それも紅白の歴史あればこそ、ですね。それに、対決色の演出という意味では、朝ドラ対決が2021年の大きな見どころじゃないかな、と。

駒井:まったく同感です。いまの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の主題歌を歌うAIさんがいて、前の朝ドラ『おかえりモネ』の主題歌を歌うBUMP OF CHICKENがいて。主役の安子ちゃん(上白石萌音)も、その相手役の稔さん(SixTONES・松村北斗)もいる。『おかえりモネ』でりょーちん役(King & Prince・永瀬廉)もいるから、朝ドラ対決にはうってつけです。

合田:これこそ、NHKっぽくていいよね!

長谷川:従来、朝ドラは別枠企画でしたが、今回は出場者に主役も相手役も主題歌を歌う歌手もいて、すごい!

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