スポーツ

コロナ感染のSB松田は「キャバクラ豪遊」、会食クラスターだった

熊本市内で自主トレを行っていた松田宣浩らだが……

熊本市内で自主トレを行っていた松田宣浩らだが……(時事通信フォト)

 球界をコロナの猛威が襲っている。50人超の選手に感染が確認され(1月26日時点、以下同)、2月1日からの春季キャンプへの合流の目処が立たない選手も出ていて、12球団が対応に追われている。

「熱男」で知られるソフトバンク松田宣浩(38)の新型コロナ感染が確認されたのも熊本での自主トレの最中だった。プロ17年目を迎えるベテランは他球団の志願者も交え「熱男塾」と銘打った自主トレを行なったが、1月17日に松田を含めた参加者7人の感染者が発表された。ソフトバンクの選手やスタッフのほか、他球団から参加したDeNAの主軸・宮崎敏郎(33)らも含まれている。

「合同自主トレでは、選手は数名でも、スタッフを含めると、どうしても人数が多くなる。報道陣に公開する日もあるため、感染力が高いオミクロン株が流行している今、クラスターになりやすい」(スポーツ紙デスク)

 とはいえ松田の場合、少し事情が異なるようだ。

 熊本市は松田らの感染が発表された翌日、〈会食に伴うクラスターの発生について〉との報告を公表している。名前は挙げないものの7人の感染を確認したとした上で、「11日、12日に12人で会食」「いずれも熊本市中央区の飲食店を貸し切りで利用」したことを明記している。

 現地で取材を進めると、この会食にはキャバクラが含まれていたことが分かった。事情をよく知る飲食店経営者が明かす。

「松田ら自主トレのメンバーは自主トレ開始前日の1月11日夜に熊本市内のプロ野球選手行きつけの焼肉屋を訪れ、翌12日には熊本市内の馬肉料理が有名な店で食事をした後、高級キャバクラを訪れています。このキャバクラは2 日間食事に同行した松田の知人の地元経営者の計らいで貸し切りでした。この経営者は羽振りがいいことで地元では知られており、ソフトバンクの選手を長年面倒見ている。松田のことは昔から可愛がっていました」

 松田らが訪れたキャバクラは、松田らの感染発覚後に休業となり、1月26日に営業再開した。

「休業の間、そのお店の女の子は別の系列店で働いていました。客から休業の理由について聞かれても答えないようにと言われていたと聞いています」(系列店の従業員)

 松田らがキャバクラ店を訪れた1月12日には熊本県内の新規感染者が177人確認されており、蒲島郁夫・県知事が緊急会見で、「まん延防止等重点措置の適用も視野に入れる必要がある」と危機感をあらわにしていた時期だった。ただし、実際に重点措置が決まったのは19日になってからで、この時点で制限はなかった。

関連記事

トピックス

橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
看護師不足が叫ばれている(イメージ)
深刻化する“若手医師の外科離れ”で加速する「医療崩壊」の現実 「がん手術が半年待ち」「今までは助かっていた命も助からなくなる」
NEWSポストセブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン
キール・スターマー首相に声を荒げたイーロン・マスク氏(時事通信フォト)
《英国で社会問題化》疑似恋愛で身体を支配、推定70人以上の男が虐待…少女への組織的性犯罪“グルーミング・ギャング”が野放しにされてきたワケ「人種間の緊張を避けたいと捜査に及び腰に」
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
【新宿タワマン殺人】和久井被告(52)「バイアグラと催涙スプレーを用意していた…」キャバクラ店経営の被害女性をメッタ刺しにした“悪質な復讐心”【求刑懲役17年】
NEWSポストセブン
女優・遠野なぎこの自宅マンションから身元不明の遺体が見つかってから1週間が経った(右・ブログより)
《上の部屋からロープが垂れ下がり…》遠野なぎこ、マンション住民が証言「近日中に特殊清掃が入る」遺体発見現場のポストは“パンパン”のまま 1週間経つも身元が発表されない理由
NEWSポストセブン
幼少の頃から、愛子さまにとって「世界平和」は身近で壮大な願い(2025年6月、沖縄県・那覇市。撮影/JMPA)
《愛子さまが11月にご訪問》ラオスでの日本人男性による児童買春について現地日本大使館が厳しく警告「日本警察は積極的な事件化に努めている」 
女性セブン
フレルスフ大統領夫妻との歓迎式典に出席するため、スフバートル広場に到着された両陛下。民族衣装を着た子供たちから渡された花束を、笑顔で受け取られた(8日)
《戦後80年慰霊の旅》天皇皇后両陛下、7泊8日でモンゴルへ “こんどこそふたりで”…そんな願いが実を結ぶ 歓迎式典では元横綱が揃い踏み
女性セブン
犯行の理由は「〈あいつウザい〉などのメッセージに腹を立てたから」だという
「凛みたいな女はいない。可愛くて仕方ないんだ…」事件3週間前に“両手ナイフ男”が吐露した被害者・伊藤凛さん(26)への“異常な執着心”《ガールズバー店員2人刺殺》
NEWSポストセブン