皇室ジャーナリストの神田秀一氏が語る。
「歌会始の儀で、他家のお子さまを題材に歌を詠むのは異例のことです。将来的に皇族が不在になりかねない問題を抱えるなか、成人された愛子さまへの期待が込められているようにも読めます」
皇位継承問題について、麻生氏は男系男子に限る考えを公言してきた。その麻生氏が座長につくタイミングで、信子さまが愛子さまの歌を詠む──。
「麻生氏が信子さまのお気持ちをどのように受け止めるのか。それによって、今後の皇位継承問題が動く可能性は否定できない」(宮内庁担当記者)
皇室の未来は“きょうだい”の手に託されたのか。
※週刊ポスト2022年2月11日号