ライフ

舞台は「本の街」 街歩き×謎解きゲームを支えた「AR最新技術」とは

AR謎解きゲーム「ある珈琲店からの挑戦状」

AR謎解きゲーム「ある珈琲店からの挑戦状」

 都内でも有数のグルメタウン、そして「本の街」として知られる東京・千代田区の神保町。そんな街の魅力を普段とは少し違う視点から体験できる、AR謎解きゲーム「ある珈琲店からの挑戦状」が1月26日にリリースされた。実際にプレイしてみると、謎解きの面白さと街歩きの楽しさに魅了され、あっという間に時間が経っていた──。

「ある珈琲店からの挑戦状」は、神保町という街自体を舞台にした周遊型のAR謎解きゲームだ。ゲームを始めるにあたって、まずはスマートフォンに専用アプリをダウンロード。開くと、簡単な謎解きのお題がいくつか画面上に表示される。これに正解すると“ある珈琲店”の場所が表示されるので、日時を決めて予約・決済を行い、当日に現地へ向かうという流れだ。

“ある珈琲店”に到着すると、複数のミッションが課されることになる

“ある珈琲店”に到着すると、複数のミッションが課されることになる

 “ある珈琲店”に到着すると、複数のミッションが課されることになる。計5つの最初のミッションはその場で解答可能。テキストや画像、カメラを用いたARなど、スマホの機能をフル活用した謎解きなのだが、どの問題もちょっとしたひらめきが必要なので、意外と苦戦する人も多いかもしれない。それだけやり応え十分ということでもある。

 本番はここから。最初のミッションをクリアすると、計5つのセカンド・ミッションが登場する。これらを解くにはアプリに表示される地図を見ながら指定された場所まで移動しなければならない。指定場所はカフェやギャラリー、公園など神保町の街中にあるスポットだ。

指定場所に到着してスマホのカメラをかざすと……

指定場所に到着してスマホのカメラをかざすと……

 指定場所に到着してスマホのカメラをかざすと、室外機から色とりどりの煙が噴出している様子が映し出されるなど、ファンタジックな拡張現実世界を目にすることができる。それらをじっくりと観察することで、セカンド・ミッションをクリアするためのヒントが手に入るのだ。

ゲームを支えた「国内唯一」のAR技術

 実はこうした拡張現実世界を生み出すにあたっては、“ARクラウド”という技術をベースにしたそうだ。AR技術の開発を担うプレティア・テクノロジーズ社の担当者はこう語る。

関連記事

トピックス

(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
小説「ロリータ」からの引用か(Aでメイン、民主党資料より)
《女性たちの胸元、足、腰に書き込まれた文字の不気味…》10代少女らが被害を受けた闇深い人身売買事件で写真公開 米・心理学者が分析する“嫌悪される理由”とは
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン