写真集は4月15日、講談社より発売

写真集は4月15日、講談社より発売(撮影/浅井佳代子)

「本格的に食事制限に取り組むようになったのは、たまたま読んだ雑誌でジェニファー・ロペス(52才)のすごいボディーを見たことがきっかけです。彼女が体作りで取り組んでいることの1つとして『アルコールはNG』と書かれていて、衝撃を受けました。私はそれまで、毎日欠かさずシュワシュワ(シャンパン)を1本空けるという生活を送っていたんです(笑い)。

 一大決心をして、お酒をやめることにしました。効果はてきめんで、どんなに運動しても取れなかった脇腹のお肉もスッキリしたんです」

24才年下の夫も「いいじゃない!」

 トレーニングや食事制限だけでなく、自分自身に「魔法の言葉」をかけることも効果があるという。

「お風呂に入る前に、鏡で自分の裸と毎日向き合うじゃないですか。そのときに鏡に向かって“いい感じねぇ、効果出てるわよ”とか、自分に語りかけるんです(笑い)。不思議なもので、人って思い込むと実際にそうなっていくんですよ」

 そうして作り上げてきたヘルシーな美ボディーが披露されるのが、4月に発売される写真集だ。先日、その写真の一部が『FRIDAY』(講談社)で先行公開されると大きな反響があった。親友の坂本冬美(54才)からは《きれいだった!》と絶賛するメールが届き、夫からも褒められたという。藤は1982年に最初の夫と離婚しているが、2017年に、24才年下の一般男性と再婚を果たしている。

「彼も最初に写真集の話を聞いたときは“エロカッコいい”ものを想像したようで、驚いていましたが、出来上がった写真を見せたら、想像と違ったようで“いいじゃない!”と言ってくれて。

 コロナ禍で夫との外でのデートは減りましたが、家で一緒に好きな映画を見たりして“おうちデート”を楽しんでいます。そういう私生活でも満たされている内面的な部分が、写真集での私の表情やポーズにも表れていると思う。人ってやっぱり、愛されることが大事ですよね」

 35年の歌手人生を歩んできた現在の藤には、次のような思いがある。

「これまでつらいこともたくさんありました。たとえば30代の頃は、自分の思いどおりに歌えなくて、歌うことが怖くなった時期もあった。でも悩みながらも歌うことを続けていたら、だんだん怖さは消えていきました。

 とにかく何事も続けることが大事だと思います。それは容姿や健康のために努力することも同じ。女性なら誰でも“常にきれいでありたい”という気持ちがベースにあるはずです。ただ長生きをしたいだけじゃないでしょ? 美しく健康であり続けることを心がけていれば、私たち女性は幸せになれると思うんです。そのためなら努力もできるはず。私自身は、『いまがいちばん幸せ』だと心から思っています」

“奇跡の60才”から見習うべき点は多い。

※女性セブン2022年3月3日号

藤あや子

着物姿が美しい藤あや子

藤あや子

「続けることが大事」という藤あや子

関連キーワード

関連記事

トピックス

水原一平氏のSNS周りでは1人の少女に注目が集まる(時事通信フォト)
水原一平氏とインフルエンサー少女 “副業のアンバサダー”が「ベンチ入り」「大谷翔平のホームランボールをゲット」の謎、SNS投稿は削除済
週刊ポスト
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
女性セブン
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン