芸能

香川照之の長男・團子が有名私大進学で「演出」を学ぶ?影響与えた父の活躍

香川照之の長男がこの4月から大学生に(写真は2011年。左から香川照之、市川團子、市川猿翁、市川猿之助、市川段四郎/共同通信社)

香川照之の長男がこの4月から大学生に(写真は2011年。左から香川照之、市川團子、市川猿翁、市川猿之助、市川段四郎/共同通信社)

 香川照之(56)の長男で歌舞伎俳優の市川團子(18)がこの4月から大学生になる。現在通う都内の有名私立大学附属高校からの内部進学だという。梨園関係者が話す。

「團子くんが大学で専攻したいと考えているのは文学部の『比較芸術学科』だそうです。比較芸術学科では美術・音楽・演劇映像の3つを柱に、西洋や日本の古典芸能、映像、映画などを比較しながら学んでいく。2年時から専門選択科目を選ぶのですが、團子くんは古典芸能や、東西の映画、映像を専門的に勉強する『演劇映像』を学びたいと、内部進学を決めたそうです」

 さらに團子の「内部進学」の背中を押したのが、近年の父・照之の活躍ぶりだった。

「高校に上がった頃から、香川さんのすべての作品を観るようになったそうです。いまでは、“映画『ゆれる』での感情を露わにする演技がすごい”“アドリブが上手い”と純粋に父に対する尊敬を口にしています。父の映像を見ているうちに、役者として出演するより、演出に興味を持ったという團子くんは、映像や舞台演出を学べるこの大学を選んだそうです」(同前)

 歌舞伎役者と舞台演出家という二足のわらじでの成功が期待される團子。前出・梨園関係者はこんな未来を予想する。

「團子くんの祖父である二代目市川猿翁(82)は古典歌舞伎のみならず、復活狂言やスーパー歌舞伎の演出をすべて手掛け、フランスではオペラの演出もした『演出の天才』です。親族の市川猿之助(46)もいくつもの舞台を手掛けており、團子くんは演出家としてもサラブレッドです。

 今後、香川さんの映像作品を團子くんが演出するということもあるかもしれない。それに猿翁さんがアドバイスをするという、映像での『3代共演』も夢ではない」

 実現が楽しみだ。

※週刊ポスト2022年3月11日号

CMからドラマまで引っ張りだこの香川が歌舞伎界での仕事もきっちり

CMからドラマまで引っ張りだこの香川

関連記事

トピックス

六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
浅香光代さんと内縁の夫・世志凡太氏
《訃報》コメディアン・世志凡太さん逝去、音楽プロデューサーとして「フィンガー5」を世に送り出し…直近で明かしていた現在の生活「周囲は“浅香光代さんの夫”と認識しています」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
宮城県栗原市でクマと戦い生き残った秋田犬「テツ」(左の写真はサンプルです)
《熊と戦った秋田犬の壮絶な闘い》「愛犬が背中からダラダラと流血…」飼い主が語る緊迫の瞬間「扉を開けるとクマが1秒でこちらに飛びかかってきた」
NEWSポストセブン
高市早苗総理の”台湾有事発言”をめぐり、日中関係が冷え込んでいる(時事通信フォト)
【中国人観光客減少への本音】「高市さんはもう少し言い方を考えて」vs.「正直このまま来なくていい」消えた訪日客に浅草の人々が賛否、着物レンタル業者は“売上2〜3割減”見込みも
NEWSポストセブン
全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン