足裏を健康にするのは甲がピッタリな紐靴
足裏に問題を抱える人にとって、痛みは靴にも左右される。足にいい靴とは、足と一体感のある靴のこと。「ブカブカのほうが履くときに足を入れやすい」と思って選ぶと、歩き続けた際に靴のなかで微妙に足が動き、疲れが増してしまう。
また、購入時の新品はちょうどいいサイズだったのに、履いていくうち生地が伸びてゆるくなることも。つま先の細い靴やハイヒールは、靴のなかで動く余地はないものの、靴からの慢性的な刺激によってタコや魚の目の発生率がアップするという。
せっかく正しい姿勢で歩いていても、間違った靴選びで足裏が不健康になるのは残念な話。これからは、足のかたちにピッタリ合わせられる紐靴を選ぼう。
取材・文/山本真紀
※週刊ポスト2022年3月11日号