AIのレーベルはユニバーサルミュージックなど。昨年末は4回目の紅白出場
あくまでもアーティストや関係者の「身体検査」や「素行調査」に協力しただけだというA氏。『カムカム』のAIについても、彼のチェックが入ったという。
「朝ドラの主題歌は、各レコード会社の担当者がアーティストをNHKにエントリーすることから選定が始まる。『カムカム』のときは、NHKの部長さんから『(AIは)どうだ?』と言われたので、ぼくが間に入って進めました。
ぼくを通した方が強い場合は、ぼくが動きます。ドラマのプロデューサーは(音楽業界の)背景がわからないから、自分では決められないじゃないですか。だから、ぼくなりにアーティストの評価をさせていただくんです」
「NHK公認ドラマ音楽プロデューサー」と記された名刺についてはこう語った。
「レコード会社がNHKの言うことを聞かないから、内部調査をするために木田さんに何か黙らせる方法はないかと言われた時に、17枚だけ限定で配ったんです。 NHKの当時の上の方は承知の上で。『俺がやってるんだから、お前ら嘘つくんじゃないぞ』と。どこに何枚配ったかも全部覚えてます」
ユニバーサルとの深い関係についても、こう語る。
「ユニバーサルは現場のスタッフも役員クラスもよく知っています。あまり言ってはいけないけど、過去にGReeeeNが朝ドラの主題歌(『エール』2020年)になったとき、もともとはアリアナ・グランデの曲のはずだったけど、イギリスでテロに遭遇して無理になり、同じユニバーサルのGReeeeNが急遽、曲を提供することになった。『半分、青い。』(2018年)はユニバーサルのスピッツがギリギリで断り、別のアーティストに変わったんです」
そのように、主題歌選定にかかわるスタッフしか知り得ないような情報を得意気にA氏は明かすのだ。最大の問題である、金銭の授受についてもこう認めた。
「NHKからは一銭ももらいませんが、レコード会社からは謝礼をいただきます。額は言えませんが、どのレコード会社も全部一律です。一部の相場では『2000万?3000万円』という話もありますが、それよりも安いですよ。民間と民間のやりとりなので、何の問題もありません」
