しみじみ、昨今の卒業式の変化を感じるエピソードだ。
では、実際にどんな卒業ソングが支持されているのだろうか。本誌・女性セブン読者に、「卒業ソングと聞いて、思い浮かぶ曲は何ですか?(複数回答)」という質問をしたところ、上位10曲は以下のような結果になった(※2022年3月に女性セブンの会員クラブ『女性セブン倶楽部』の20?70代2321人を対象に調査)。1位から5位についてはコメントとともに紹介する。
【女性セブン読者が選んだ「卒業ソング」ランキング】
第1位 『卒業写真』 荒井由実/ハイ・ファイ・セット
「高校生の頃の甘酸っぱい思い出が蘇る」(60才・パート)
「自分の時代はどこも『仰げば尊し』だったが、ニューミュージックに憧れた。決まりきった歌ではない曲を歌いたかったので、この曲は新鮮でよかったですね」(57才・主婦)
第2位 『3月9日』 レミオロメン
「子供の小学校のお別れ会で歌った曲で、胸に染みる」(47才・パート)
「高校の卒業シーズンによく聴いたり、カラオケで歌っていた。いまでも春になると聴きたくなるし歌いたくなる」(33才・自営業)
第3位 『卒業』 斉藤由貴
「学生時代の部活がきつかったことや好きだった異性のことで悩んだこと、切ない思いを味わったことが蘇る」(51才・会社員)
「この曲のように憧れの先輩から第2ボタンをもらい、つきあい始めたのもいい思い出。1年で別れましたが」(49才・パート)
第4位 『贈る言葉』 海援隊
「ちょうど自分の卒業時に流行っていた曲。歌詞が胸にささる」(65才・パート)
「友達とふざけて、ものまねして歌った楽しい思い出です」(54才・自営業)
「中学の卒業式で歌い、何度も練習したのを覚えている」(44才・主婦)