現在のヒロインの川栄
3月22日現在、まだ浜村は登場しておらず、このシーンがこれからの展開でカギを握ることになりそうだ。試行錯誤を繰り返しながらも、なかなか打ち込むものを見つけられなかったひなたが、どのような道を歩んでいくのかも、やきもきさせられる点だ。この点も前出のNHK関係者は含みを持たせる。
「はっきりとは言えませんが、今後の台本は『英語だらけ』だということだけはお伝えできます。放送回によっては日本語の方が少ないこともあるでしょう」
早くに戦死し、るいが顔を見ることが叶わなかった父・稔(松村北斗・26才)は、第97回の放送で、幻となってるいの前に現れた。そしてこう言った。
《どこの国とも自由に行き来できる、どこの国の音楽でも自由に聴ける、自由に演奏できる、お前はそんな世界を生きとるよ》
「ひなたはまさに、稔さんのこの言葉を体現したかのような道を歩んでいくことになります。今後も温かく見守っていてください。百年の物語は最後まできちんと紡がれていきます」(前出・NHK関係者)
3人の運命を見届けたい。
※女性セブン2022年4月7・14日号
