芸能

ライブ配信にハマる市川海老蔵 “投げ銭”で1日数十万円売上も若者はドン引き

TikTokで目を見開く海老蔵

TikTokで目を見開く海老蔵。SNSで女性と知り合うことが多いという

 歌舞伎界の頂点に立つ大名跡・團十郎の襲名を間近に控える市川海老蔵(44才)。近年はSNSで盛んに発信しているが、そのSNSが女性との出会いの場となっていた。

 3月上旬に都内の高級ホテルでA子さんと、3月上旬には都心のホテルでB美さんと、3月11日から3日間行われた福岡公演では、宿泊するホテルでC子さんと密会するなど、活発に逢瀬を重ねる海老蔵。稀代の歌舞伎役者だけにモテるのは当然だが、実際に海老蔵と関係を持った人気インスタグラマーD代さん(20代)によれば、知り合うきっかけはSNSのメッセージ機能だったという。

「最初は私の仕事や、普段の生活についてなど、当たり障りのないやりとりをしていました。すると海老蔵さんからLINEに切り替えないかと提案されました。SNSの機能なら誰でも海老蔵さんにメッセージを送れますけど、LINEを教えてもらったことで、特別な存在だと言われているような気がしてうれしかったです」(D代さん)

 D代さんが「会ってみたい」と言うと、海老蔵はホテルを指定したが、いざ会うと会話は事務的。2万円を手渡された後、「パパ活をしたいのか、おつきあいしたいのか、肉体関係を持ちたいのか」と、3つの選択肢を提示されたという。

極太眉とつけまつげ

 海老蔵はこれまで、歴史と伝統ある歌舞伎の世界で、革新的な取り組みをしてきた。公演期間中に休演日を設ける「働き方改革」も行った。ブログやSNSでの情報発信も、歌舞伎界を身近に感じてもらうための一環だったはずだ。妻・小林麻央さん(享年34)の存命中からブログを熱心に更新し、2020年6月にはYouTubeチャンネルを開設した。

「再生回数はコンスタントに100万を超え、多いときは300万回に上ることもありました。ですが最近は3~5万回程度に下がっています」(芸能関係者)

 そうした事態を打開するのに、海老蔵が目をつけたのがSNSのライブ配信だった。手の空いた時間に気軽に行えて、動画編集にコストがかからないライブ配信では、視聴者からリアルタイムでコメントをもらい、それをもとに交流することもできるため、配信する側にもされる側にも人気だ。成蹊大学客員教授で、ITジャーナリストの高橋暁子さんが解説する。

「コロナ禍で対面の機会が非常に減っている中で、人間関係のオンライン化が進んでいます。さらに『投げ銭』がブームになっています。アーティストのライブを見に行って、おひねりをするような感覚でしょうか。最近の若者は、何かを買うのではなく、“推し”つまり自分が応援する人のためにお金を使うことに喜びを感じていて、投げ銭はその欲求を満たすのに最適なアイテムと言えます」

関連記事

トピックス

民放ドラマ初主演の俳優・磯村勇斗
《ムッチ先輩から1年》磯村勇斗が32歳の今「民放ドラマ初主演」の理由 “特撮ヒーロー出身のイケメン俳優”から脱却も
NEWSポストセブン
亡くなった米ポルノ女優カイリー・ペイジさん(インスタグラムより)
《米ネトフリ出演女優に薬物死報道》部屋にはフェンタニル、麻薬の器具、複数男性との行為写真…相次ぐ悲報に批判高まる〈地球上で最悪の物質〉〈毎日200人超の米国人が命を落とす〉
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン